音楽について③
- 2016年03月18日
- カテゴリー:ブログ
こんばんは。ギター教室gulienの太田です。
そろそろレッスン内容紹介の記事にしようと思っていたのですが、まだ動画の投稿の仕方が分からないので次回以降にさせて頂きます……。
ということで、今回も音楽について僕の思うところを綴ろうと思います。
前回の記事は高校生の時のロックとの出会いについてでした。上京して8年経ち、当時抱いていた恥ずかし過ぎる(でも本人は大真面目に本気で考えていた!!)ロックや人の在り方に対する思想についてに話すことは殆どなくなっていました。
理由は色々ありますが、東京の激流に流されいるうちに角(ツノ)は折られ角(かど)は削られ丸くなっていったのでしょうか………(笑)。
そんな折、高校時代の事を文章にしたので久しぶりに聴いてみました「SICKS」。
「天国旅行」という曲が一番好き(エンデイングのギターソロが燃え盛る炎のようで熱くなります)でよく聴いていました。皆さんも聴いてみて下さい……重く暗く熱いです。そして吉井和哉さんの文学的な歌詞が素晴らしいです。文章としての意味よりも情景描写や物語としての美しさに心を奪われました………。
ところ変わって現在、本日はgreeeenの「ビリーブ」という曲をレッスンで取り組みました。
こちらの歌詞も素晴らしいです。「別に特別な力があるわけじゃない。諦めないって決めただけそれを信じてんだ。」「僕が僕を信じれるように嘘はつかない………」直球です!!
もともと体育会系の僕はこういう潔い主張もとても好きです。(因みに、その生徒さんに「◯◯ちゃんは何を信じてるの?」と尋ねたら「自分。」と返って来ました。こちらも潔い!!)
やはり、邦楽の素晴らしい所は単語の意味が理解出来る点ですね。
最初はギターがどうとか演奏が上手いとか判断出来なかったから、歌詞・メロデイー・佇まい等がグッと来るかどうかが音楽に求める全てでした。
難しい事を理解して出来るようにする努力は勿論欠かさずにしているつもりですが、あの頃の憧れとか情動も忘れてはいけないですね。こんな事を言ったら怒られるかも知れませんが、やはり音楽的な完成度や熟練された技術だけが素晴らしい訳では無く、ひとの心を打つものは何であれ素晴らしい!!
皆さんを導く立場にある僕は、生徒さんの気持ちに寄り添いながら力強く牽引する為に、もう一度原点に帰る必要があると思う一日でした。