音楽について⑫。

  • 2016年06月6日
  • カテゴリー:ブログ

こんばんは。ギター教室「gulien」の太田です。

本日は「音楽について」です。

何度か本ブログで触れていますが、先月29(日)に生徒さんがお勤めの介護施設のレクリエーションにグリエンが演奏にて参加させて頂くという初の試みに行って参りました!!

今回は3人の小学生男子生徒に参加してもらいましたので、それぞれの生徒さんの演奏の模様をupするつもりでおりました……………が!至らない僕はi-padを持って行ったにも関わらず、立ちまわる事で精一杯で撮影をすっかり失念してしまっておりました…………………情けないです。
同行して頂いた生徒さんのお母様が撮影して下さった動画や写真を送って頂いたのですが、それらの資料をupしても大丈夫かどうかは、大人の事情が入ってしまうので只今確認中です………………
僕が、生徒さんだけが映る角度で調整して撮影してさえいれば、或いはすぐにご報告出来ていたのかも知れませんが……………全く面目ないです。OKが出たものから、後日追ってご紹介させて頂きます(…………我ながら至らない点がてんこ盛りで情けないです……………スミマセン)。
というわけで、本日はエピソードや感想を綴ろうと思います。

当日は梶が谷駅に集合して、みんな揃って電車で向かいました。普段は個人レッスンですし曜日もかぶらない為、生徒さん同士はそれぞれ初対面にも関わらず改札を通ってホームに降りる間に既に仲良くなっていました。
到着後、僕がセッティングの為に30分くらい席を外して、段取りを最終確認する為に控室に戻ってみると「ん?ココはこの中の誰かの家で、今日はお友達を呼んで誕生日会やってるのかな?」と思うほどハシャギ回っていました………………「遊ぶ」という本能のまま振る舞う彼らを何とか、かき集めてミーティングしている様子です………………

IMG_20160606_010014…………てんで緊張感がないですね(笑)。

その後、演奏の出番でもみんな概ね普段どおりの実力を発揮していました…………kid’s恐るべし……………
「緊張してるのかい?大丈夫!今まで努力してきた自分を信じて頑張って!!」とか先生然とした事を言うつもりでいたのに、「もう演ってもいいの?」とか、演奏後「何でもう一曲弾かせてくれないの?」などと宣っておられました(よく言うわ!間違えてたやんけ!!)。

今回も彼らの可能性には驚かされました。初めての人前での演奏に臆することなく、真っ直ぐパフォーマンスする生徒を見て、とても誇らしく思いました。その度胸が本当に素晴らしい!!

帰り道、いつも一緒に遊んでいる近所の友だち同士と化した彼らは、普段僕と一対一で接している時とはまるで別人になり手が付けられませんでした……………「どうだった?」と聞いても「楽しかった!また来たい!!」と答える様子は、「言っとくけど今日のは遠足じゃないぞ!!!!」とツッコミたくなるくらいでした(実際は反省と緊張に疲れていたので「そうか…………」としか言えませんでしたが……………)。

今回の遠征は、「ギターをやっている事で人と素晴らしい時間共有する喜びを子どもたちにも感じてもらいたい!!」という目的があったのですが、いつだってkid’sは大人の思惑通りにはいかないもので、「ただひたすら楽しかった!!」としか思っていなさそうでしたね………。

それでも、そう思ってくれた事がとても嬉しいですし、施設の方にも沢山お礼を言って頂きグリエンの代表としてとても光栄でした。親御さんにとってもドキドキハラハラの良い時間にして頂けた事と思います。

今回の経験を次に活かして、今後もこの様なグリエンのコンセプトに沿った活動を続けて行きたいと思いました!!