音楽について㉑。

こんばんは。東急田園都市線梶ケ谷駅ギター教室「gulien」の太田です。

本日は「音楽について」です。

グリエンのコンセプトは「生活の中に音楽を………。」です。生徒さん皆さんの生活にギター,ウクレレをプラスして頂き、楽器を始める事で、今までには無かった新しい価値あるもの（充実した時間・楽しみ・人との縁）と出会って頂く事を目的とし、いつもそれを願っております。

そんなグリエンで、先日のレッスンでとても嬉しく思うエピソードをお聞かせ頂いたので、ここに綴りたいと思います。
全くの初心者からギターを始められて約２年の生徒さん。お休みに鎌倉方面に遊びに行かれた際、駅で弾き語りをしていた二十歳くらいの青年を見かけ、何故か嬉しくなって立ち止まってニコニコしながら見てしまったようです。すると、その若きストリートミュージシャンも自分に向けられている好意的な視線に気付き、弾きながらその生徒さんに向かって同じ波長の視線で会釈をしてくれたとの事でした。

「なんか、勝手にシンパシーを感じちゃったんですよね（笑）。ギターやる前だったら、見向きもせず通り過ぎていたんですけど、今は自分もギターを弾くから、遊びに行った先でギター弾いている人みかけて妙に嬉しくなっちゃったんですよ（笑）。」と、自分でもその時の自身の感情が可笑しいといったご様子で笑っておられました（笑）。
くうぅぅぅ〜〜〜〜〜っ！！……………………『シンパシー』頂きました！！！！！

過ぎ行く夏の鎌倉………その時偶然居合わせたギター弾きの男二人の魂は出会った…………男たちは両者とも言葉を交わす事もなく、その刹那を目線だけで互いの気持ちを共有し合った。後に二人が再び出会う事は恐らく、無いだろう……………………ってな感じでしょうか！？熱い！！！！最高です（爆笑）！！

楽器を始める事で、それまでになかった価値ある新しいものと出会って頂くことがグリエンの願いですが、なんと「魂」が出会われてしまったようですね（笑）………………「soul」が「encouter」…………究極のグリエン体験だと思います。

ティーンの頃、THE YELLOW MONKEYを聴き、自分の中の「ロック魂」を震わせて、後にギターを手にして多くの方々と出会い、現在「gulien」を運営させて頂けている事が既に感謝してもし尽くせないと日々思っている私としては、あの頃から20年が経った今、ギターを弾くことでこのような熱い体験のお手伝いが出来た事が本当に嬉しいのです！！

素晴らしいメロディや歌詞・演奏・作品・ミュージシャンは勿論、それ自体に価値がありますが、そこに馳せられる、人々の数多の「思い」があるという事も音楽の素晴らしさだと思います。

これからも、生徒さんの生活の中で、より多くの音楽がもたらす喜びと出会って頂ける様に精進して行こう！！！！と奮起させられろ出来事」でした！！！！