gulienの日常㉜。
- 2016年11月7日
- カテゴリー:ブログ
こんばんは。東急田園都市線梶ケ谷駅ギター教室「gulien」の太田です。
本日は「gulienの日常」です。
11月は文化祭シーズンという事で先日、生徒さんの大学祭に潜入して参りました!!
本当はその事をご紹介したいのですが、流石に、ご本人からご了承頂かないといけないな………………と言う事で、その日に感じた事や僕の大学生時代のことを綴ることにします(今、思いつきました)!!
先ずその日一番に感じたことは、東京の中高大一貫校の私立の学生さんは、みなさんお上品で洗練されている!!と言う事です。
特に女子はCMや雑誌に出てくる20代前半の女優さんやモデルさんと全く同じ(少なくとも僕にはそう見える)服装やメイクで、「ホントにこの人達は何年か前まで高校生だったのだろうか?既に完成されているではありませんか……………………」と、15歳以上離れている僕を圧倒してきました。
遊びに来ている中高生までも、既にその片鱗を覗かせている事に驚かされながらも、演奏の会場にも辿り着き、アウェイ感バリバリの中、i-padで撮影して差し入れのお菓子を渡して「あの人誰?◯◯ちゃんのギターの先生だって。マジ!?ふ〜ん…………。」的な空気からなるべく早く脱出しました。
ミッションは終了したので、ちょっとウロウロして何か食べようかな…………と思い彷徨ったのですが、人が多すぎて何屋があるのかが分からない…………………「誰か何か売りに来いよ!!大学祭に来た感を味わいたいんだよ!!」と心の中で叫んでいる時、自分が大学生だった時の事を思い出しました。
僕が所属していたバンドサークルは焼きそばのお店を出していたのですが、こんな様子の人を見かけたら、すかさず駆け寄って「こんにちは!何か探してますね?焼きそばはどーですか!?安くしますから!!」と声をかけていました。
もし、本当に何か探していたなら、教えてあげればお客さんも助かるし、タイミングや話が合って焼きそばを買ってもらえれば、お互いHAPPY!!
どうせ売るなら楽しんで行こう!!野郎どもー!我に続けーーー!!……………あっ、でも少しでもウザがられたら直ぐ謝って立ち去るぞーーーーーー!!!!と、商魂逞しくその出会いを楽しんでいたもんです。
先輩に『太田と桑原(僕の親友です)の二人で可愛い子連れて来てくれよ。』とお門違いの指令が出された時も、「よっしゃ。じゃ、あの二人組いくぞ。お前は右から、俺は左から…………笑いを取りながら徐々に正面に回りこむぞ!」と作戦を決め、一生懸命笑いを取り商談を成立させ、鉄板の前で汗を流している司令官のもとへ連れて行くという任務を遂行しておりました(笑)…………………笑いを取りたい余り、「もう、10円でいいよ!!どう!?」なんて言ってしまい、部長に怒られたり、大学祭を自分たちなりに思いっきり楽しんでおりました。
バンド演奏のステージでも、「チャラチャラチャラチャラしてんじゃねー!!帰れ帰れーーーーー!!」と絶叫してから、ジャーーーーン!!って弾き始めたり……………………………今、考えるとクレイジー。……………正気の沙汰ではありませんね(笑)!!
ギターを始めて、素晴らしい先輩・仲間と出会い、彼らと過ごす時間が本当に嬉しくて、完全に回りが見えなくなってしまうほど熱くなってしまっていた愚かな若かりし頃の僕(………当時は髪は肩まで伸ばし、ダブルの革ジャン・裾が擦り切れたブーツカットのジーパンにエンジニアブーツ・サングラスのスタイルで、アメリカンの400ccのバイクに乗ってました…………(笑))と、現代の東京のハイ・ソサエティー大学生を比べる事自体、間違っている事に気付き、その日は大人しく帰りました……………………(笑)。
あれから15年後、まさか自分がギターを教える仕事をすることになるとは夢にも思いませんでしたが、現在、こうしてグリエンがある事に、これまでの沢山の方々に支えて頂いたご縁に本当に感謝しております。