音楽について㉝。

  • 2016年12月21日
  • カテゴリー:ブログ

こんばんは。東急田園都市線梶が谷駅ギター教室「gulien」の太田です。

本日も「音楽について。」です。(「gulienの日常。」との差が開き始めたから追いつくぞーーーーーー!!!!)

先ず、アイキャッチ画像に触れておきましょう。

昨日ポストに素敵な柄の封筒が入っておりました。
中を開けて見るとサンタクロースのX’masカードが!!今月いっぱいお休みされている生徒さんが、「年末のご挨拶も出来ずにスミマセン……….」と、送って下さいました。…………………..いやいやいや!!とんでもないですよ!!カードを贈るなんてアメリカンな事したことないですよ(笑)。素敵な方に通って頂いて光栄です!!お気遣いありがとうございました!!
(隣のチョコは、本日、年内最後のレッスンだった女子大生に、ささやかなプレゼントをお渡ししたら、何やらカバンをゴソゴソやって無理やりお返しを下さいました(笑)。なんか、スンマセン…………..好きで買ったチョコを一つ、ブン獲ってしまいました…………..。)

そんな12/20(火)。本日、ウクレレのレッスンで思うことがあったので、ここに綴りたいと思います。

「Top Of The World」(カーペンターズ)を練習中の生徒さん。
コードはご自分で練習されていて知っていたので、前回取り敢えず全部弾いて頂いたのですが、やはり、何箇所かで止まってしまいました。
独学で一番よくあるケースですね(笑)。この場合、リズムの概念・取り方が最大のポイントとなります。
……………………….というわけで、コードはたった2つ!!C⇒G7⇒Cで幼稚園のお辞儀の伴奏を練習!!

……………..馬鹿にする事なかれ!!コレほど初心者の方へのリズムの説明に適したシンプル素材は中々無いです。大事なのは、コードそのものではなく、その間にある、お辞儀するまで・或いは頭を元に戻すまでの途中経過の動作時全ての時間にリズムを「円」で感じているかどうか!!
ハッキリ言って、これさえ体得出来れば後は練習する程に上達します。逆に言えば、コレが体得出来ていなければ、練習時間に見合った成果を上げることは、まず不可能と言ってよいでしょう。

……………………とは言え、決して面白い練習ではないですよね(笑)。
それでも、前回のレッスン時間を目一杯使って取り組んで頂きました。途中、コードチェンジの際、手首をどういう角度にするべきか、一番最初にどの指を移動させるべきか、等のフィジカル面についても触れました。

そして本日のレッスン。
取り敢えず、間違えても良いからワンコーラス弾いてみましょう!!と、やってみたところ、中々どうして、止まらずに何とか最後まで弾き切るではありませんか……………………….「これは、家でお辞儀しまくっていらっしゃったな……..」そう思って伺って見たところ、『G7の時に「ヘッド側に引っ張るイメージで」ってのが、一番わかりやすかったです。それを意識したら良くなりました。』と、仰っていました。

ーーーーーーーーそっちかい(笑)!!!!

僕としては、リズムの重要性を一番にお伝えした結果だと思っていたのですが、ご本人的にはフィジカル面のアドバイスが効いたようでした。

むむむ〜〜〜〜。欲しい答えでは無かったですが、生徒さんが扉を開けることが出来たので良かったです!!それが生徒さんにとって一番の喜びですからね。

何かしら努力して限界を超えるというのは、人が生きている時間の中で最も美しい瞬間の一つだと思います。
その瞬間をご一緒させて頂ける事はグリエンにとって大きな喜びです。これからも皆さんと一緒に勉強して、より多くの限界超えを共有して行きたいと思います!!!!