gulienの日常㊴。
- 2017年01月23日
- カテゴリー:ブログ
こんばんは。東急田園都市線梶が谷駅ギター教室「gulien」の太田です。
本日は「gulienの日常」です。(一ヶ月ぶりにこのテーマです!!……………………ま、僕以外にソコは気にしていないんですけどね!!)
先ずは、アイキャッチ画像について。
小6男子生徒が前回のレッスン時、嬉しそうにスマホを取り出して見せてくれた写真です。
図工の授業で制作した版画の作品で、出来が良かったので校長室の前の廊下に展示されたと誇らしげでした(笑)。
ーーーーーーほほ~~う………………。
小6にして中々の風合いを出して来やがるじゃないか!!全体の色合いも渋くてギターや床の木の質感が上手に表現出来ている……………ソファーと壁の色が同じというところが、彼のセンスって事か。自分ならソファーを明るい色にしてしまうだろうな…………………座っているカンジも出ているし、彼自身の表情も笑っていないところが、作品全体に漂う物静かな雰囲気を物語っている……………………………渋素晴らしいじゃないの。……………………………ギターがデカ過ぎるけど(笑)!!!!
タイトルは<ギターの練習>。一言は『きちんと窓を書いたり、練習に必要なメトロノームを書いたりしてなるべく本当に見ているかのようにしました。』との事。(ソファーの向かって左隅に確かに描かれて、几帳面な彼の性格が表れています。)
イイですね図工男子!!!!
やはり作品を作る時は、テーマをしっかり設定した上で几帳面に細部まで拘り、色みや風合いを大切にする事で、作品が放つ佇まいを表現出来ると思います。
グリエンのあちこちにある僕の作品たち(太田BOXや炭BOX・柱や台etc)に対して彼は『コレ、凄い最高!!』『いいわ〜コレ…………ずっと見ていたい…………。』などと言ってくれるのですが、今回の<ギターの練習>という作品を見させてもらって合点がいきました。図工男子同士、シンパシーを感じてくれていたのですね!!!!先生は嬉しいぞ!!!!
………………………………なんて………………ちょっと、興奮して本題を見失いました……………(笑)。そうじゃなくて、僕が本当に嬉しかったのは、彼が小学校という場所で自分を表現する時のテーマとしてギターを取り上げてくれた事です。
始めたばかりでフレッシュな感情が有り余っていてノリでそうなった訳ではなく、3年半習い続けて小6という年頃で題材に取り上げてくれたという事は、現在の彼にとってギターは大切なモノという位置づけになっているからだと思います。
いつもkid’s達にはギターを通して色々なことを学んで欲しいと願い、時には態度や言葉遣い・取り組みの姿勢などについて厳しい事を言うこともあります。
彼らにとって、親以外の大人にマンツーマンで叱られる事はとても良い経験になると思い、そうしているのですが、その事に本人が気付くのは、ずっと先でも構わないとも思っております。それでも大人が先に信じて注ぎ続けていれば、きっと響く時は来るし、その時に思い出してもらえる先生でありたい。僕との出会いが少年少女の成長の過程において、価値のあるものにしたいのです。