gulienの日常㊷。
- 2017年02月20日
- カテゴリー:ブログ
こんばんは。東急田園都市線梶が谷駅ギター教室「gulien」の太田です。
本日も「gulienの日常」です。
昨日、夕方以降時間がありましたので、大学時代のバンドメンバーと3年ぶりくらいに食事をして参りました(………………ってか、それじゃ「太田の日常」ですね(笑))。数カ月ぶりに二子玉川より東に遠征です。
新宿の10階建てのビルの最上階でエビを食べながら「よく、ギターで飯を食っていこうって考えたよね。」なんて話になりました。
改めてそう尋ねられると「いや、そういう断固たる決意をした覚えは無いよ。ただ、その時その時、目の前にあるものに最善を尽くして、今、その瞬間対峙している人と精一杯向き合っていたら、こうなってた…………………。」なんて、我ながら間抜けな解答をしておりました(笑)。
大学生でギターを始めて以来、毎日ギターの練習をするのはそれこそ「飯を食う」事と同じくらい当たり前の生活を18年続けていて、その中で「仕事とは。プロとは。」という事を徹底的に叩き込んで頂いた料理人時代の恩師との「人生を変える出会い」に恵まれ、以降、音楽の専門学校に入学する為に上京してからも、その教えだけは裏切るまいと、人との出会いやご縁を何よりも大切にしながら転がり続けていた結果、現在のグリエンに至ったワケです…………………………本当にそれだけは可能な限り徹底的にやって来たつもりではありますが、それでも、土曜の夜の新宿でエビ食いながらそんなアホみたいな台詞を吐いていられるのは幸せなことだと、これまでのご縁に感謝の念を感じずにはいられませんでした。
その翌日2/19(日)は訪問レッスン含めて8本という充実した一日でした。
その中から、非常に勉強になるお言葉を頂いたのでここに綴りたいと思います。
訪問先の生徒さんは60代の方で、毎回、レッスン終了後は缶コーヒーを頂きながら世間話をするのですが、『親孝行は、何も大それた事はしなくても良くて、例えば特別用事がなくても電話一本あれば親としては嬉しいものだし、そうやって連絡出来る人がいるというのは当たり前の事ではなく、幸せな事なんですよ。それを実行していれば不思議とそういう気持ちになっていくから。』と教わりました。
「…………………確かにそうですね。何故、そんな簡単な事を僕はしてなかったんでしょう。いつもそうなんですよね……………。」
『それは、ほら、先生の学生時代の時までの色々があったから(実は僕、若かりし頃、本気の家出をしました)…………………でも、そういうの全部チャラに出来るのは親子だけだから。いいんですよ学生時代は反発しても、大人になって分かるようになれたなら。』
—————————————ガーーーーーーン!!。
いつも、そのトラウマを乗り越えられたのは、これまでの支えて頂いた人様とのご縁があったからで、とにかくその事に感謝を忘れずに、自分に出来ることは精一杯やり続けていく事がその恩に報いる唯一の方法だと日々やってきておりましたが、『全部チャラに出来るのは親子だけ』とは考えた事がなかったです………………………………。近いうちに電話しよう………………話すこと無いけど…………。
僕は普段一人で仕事をしているので、叱って頂ける年上の先輩・上司という存在に強い憧れを抱いております。本日もとても勉強になりました。本当に人との素敵なご縁に恵まれているなと思いました。
まだまだ未熟者であります。
一つ一つ勉強させて頂きながら僕も成長できるように努力しなければ、偉そうにkid’s達にお説教たれられません(…………………取り敢えず、自分のことは全部棚に上げてカマしていきますが!!)ので、精進致します!!!!