音楽について㊿。

  • 2017年05月7日
  • カテゴリー:ブログ

こんばんは。ギター教室「gulien」の太田です。

本日は「音楽について」です。

最近、日々のレッスン業務の中で痛感する事がございましたので、その事について触れたいと思います。
突然ですが皆さん、カウントしていますか!?

これ大事ですよ〜〜〜〜テストには出ませんが大事ですよ〜〜〜。
ギターやウクレレの習得において最も重要な点はリズムである(大胆なテーマだけにこれ以外の主張はあるかも知れませんが、ソレについては真剣に討論するつもりはありませんので、あしからず…………………)と僕は確信しております。

リズムと言っても、テンポ・譜割り・Grooveの最低でもこの3種類の意味を持っていますが、先ずは最初の2つが理解出来ていなければ何を弾こうが、どんな練習をどのくらいの時間取り組もうが、殆ど意味を成さないと断言します。

例えるなら、キャンバスに画を描こうとする時に、使う色や描く像をイメージ出来ていたとしても、キャンバスの大きさを理解していなければ、端っこの方に小さく描いてしまったり、反対に収まりきらなかったりして、それを人が見たとして「カッコイイ!!」とは思わないのでないでしょうか?
逆に、キャンバスの大きさを理解して然るべき配置で描く練習をしていけば、その大きさが変わったとしても対処出来る画力が養われて行くと思います。それこそが「練習」というヤツです。色や線(フレーズやコード)だけを意識していては絵画は完成しません。「木を見て森を見ず」ではダメなのです!!

ギターやウクレレを弾く時にカウントをしてから始めると言う事は、先ずはキャンバスの大きさを理解してベストな配置をイメージして何度でも描けるようになるという事で、その「練習」はやがて結実(習得)しますが、そうではなく、ただ沢山の枚数を描きまくった場合、辿り着く先にあるのは「慣れ」ってヤツです。これではテンポを早くした時、また「慣れる」までの時間が必要になってしまいます。勿体無いですね。(独学で最も陥りやすいパターンです。)

ここまではカウントする意味について綴りましたが、僕が本当にお伝えしたいのはソレではありません。
「習慣」とは恐ろしいもので、意識するにせよしないにせよ、良くも悪くも続けたことには相応の結果が出ます。その結果は次の結果にもつながっています。僕が一番恐れていることは、折角通って下さっている生徒さんが、やってもやっても出来なくて心が折れそうになる「負のスパイラル」にハマってしまう事なのです!!
どうせやるなら好循環で「おっ!何か出来そうだぞ!よっしゃよっしゃ!!」と行きたいじゃないですか!?

一人でグリエンの運営をしている中で色々学んだ事を通して、日増しに説明ばかりが上手くなっているような気がします…………………。理屈っぽくなる自分にいい加減ウンザリしておりますが、自己嫌悪を振り払い力説を続けていきますよ!!(今の僕に皆さんに対して出来る事はそれくらいですので……………………)

現時点で出来ることは限られていますが、それを丁寧に積み重ねながら、その先の可能性を広げるためにパッションも忘れず努力して(今日から基礎練習のテンポをbpm10上げてみました(笑))参ります!!!!