gulienの日常56。

  • 2017年06月20日
  • カテゴリー:ブログ

こんばんは。「gulien」の太田です。

本日も「gulienの日常」です。

さて、7/9(日)の防災イベントまで3週間を切り、空き時間は可能な限りその練習にあてるストイックモードON!!の僕の日常。
加えて先月・今月の予想外の数のお問い合わせを頂いたことによる空き時間の減少により、じわじわと追い込まれてきて心の余裕が無くなりつつあるのを感じております(ま、当然、気合で乗り越えますが………………)。
そんなgulienの日常、イッパイイッパイなのは大人だけではないようです。

小3から通ってくれていて現在中3の女子生徒。
唯でさえ多感なお年ごろで大変なはずなのに、最近、体調不良で学校にも午前中からは行けていないとの事。
身長も急激に伸び(僕と変わらないくらい)、その割に思春期特有の生意気な刺々しさがなく、内面は相変わらず天真爛漫な様子の彼女は、僕の目にはとても健やかな少女と映っておりました。それだけにその現状を聞いた時は正直驚きました。そして、心配になりました。

もっと小さい時から知っている大人の僕が、そんな有り様なのだから、彼女を取り巻く同世代の子達には中々理解してもらえないのではないか?(元々のノリの良さやヌけているところも手伝って)周囲に理解してもらえないという心的疲労が体調不良に拍車をかけているのではないか?…………………………………そう思って「なんか先生が想像していたよりずっと大変そうだから来月はお休みにする?」と聞いたところ、『なんで?来るよ。』とあっけらかんの返答。

「いや、だって大変でしょ?来られるの?」

『大丈夫だって!!来られるよ!!』

「……………………………そうか。今日は大丈夫?弾ける?」

『弾ける!!あっ、先生、これ誕プレ(誕生日プレゼント)!!』
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————————————きみ、コレは修学旅行のお土産ですよね…………思いっきり‘金閣寺’って書いてあるじゃないですか…………………。

相変わらずHAPPY感が前面に漂っちゃってますが、添えられていた手書きのメッセージカード(アイキャッチ画像)を見た時には本当に心から嬉しかったです。
僕に出来る事は少ないけど、彼女にとってグリエンに通う事が、ギターを練習する事が、僕との出会いが、困難を乗り越える力になるよう全力で応援しております。

同じく小3から通ってくれていて現在中1の男子生徒。

中学に入ってから、塾も忙しく以前のようにギターを弾けていない様子が見てとれていました。
そんなワケで、レッスン中も散漫。注意点を説明しても「分かった?」と確認しても目も合わせずに首を縦に5回くらい振るだけ。

———————————この野郎。絶対聞いていないな。イイ度胸だ……………………。

お説教ターーーーーーーイム!!!!!
「分かったんだな。じゃ、二度と説明しないけど大丈夫なんだね?今、独学では絶対気づかない事を説明したんだけど、流して次に進みたいならそうしよう。ソレを続けていけば、いずれキミよりも情熱のある独学の子が現れた時、キミは負ける事になるけどイイんだな?そうならない為に、習っているからこそ知ることの出来る価値ある事をやっているのに面倒くさいなら、負ければいい。でも、それだけで済めばまだいいけどね。そうやって面倒くさいことは相手の気持ちを理解しようともしないで聞かないでいる事を続けていけば、いずれキミには大事なことを伝えようとする人はいなくなる。どうせ聞かない人間に伝える方はもっと面倒くさいからね。そうやって期待されない人になっていくんだね。大人になってもそれは変わらないからね。本当にそれでイイの?」

中1男子にとって、つきつけられた現実は相当に衝撃だったのでしょう。
本日のレッスンでは、以前までの彼なら面倒臭がって聞いているフリで済ましていた内容も『コッチがセブンスで、コッチが……………』と一生懸命理解しようとしてくれました。彼が成長してくれたので、更にその先の内容まで伝えることが出来ました。

少年が他人の情熱を真剣に受け止めて、一生懸命ソレに応えようとする姿を見せてくれて本当に嬉しかったです。
悩めるお年頃の少年少女を理解したり、叱ったりする為には僕ももっともっと努力しなければなりませんが、そんな情熱を掛けたくなる若人とのご縁に感謝しております。

これからも彼・彼女らと共にイッパイイッパイになりながら成長して参りたいと思います!!!!