音楽について61。
- 2017年07月31日
- カテゴリー:ブログ
こんばんは。「gulien」の太田です。
本日は「音楽について」です。
7月最後のイベント「gulien慰問楽団」本日無事(?)終了致しました!!
昨年、介護施設にお勤めの生徒さんから、『この教室の生徒さんで発表する場所が欲しい人はいますか?もし、いたら施設のレクリエーションで演ってもらえたら入居者様にも喜んで頂けると思うんですけど……………』と、お話を頂いた事により始まった行事。今年で2回目ということで、一回目は『僕は来年にします…………』と辞退された主催者の生徒さんも今年は出演して出演して下さいました。
という事で、今年はkid’s枠は2名(この二人に関しては強制的に出演が義務付けられております(笑))。
エレキ少年は朝から緊張していたようですが、皆で歌うHAPPY BIRTH DAY TO YOU のイントロとメロディーを完璧に弾いてみせ、自分の出番が始まったら「Wherever You Are」(ONE OK’ROCK)を 普段のレッスン中よりも大きな声で歌い、ギターソロも実力通りの演奏をしてくれました。皆で歌う「上を向いて歩こう」も誰よりも大きな声で歌ってくれたり、他の人の演奏もノりながら聞いていました。
——————————この子は成長と共に音楽をどんどん好きになっていっているんだな………………。きっと、このままギターを続けて大きくなっていったら、人間的な成長と共に人を魅了出来る人間になっていくんだろうな……………………素敵なヤツだ。(撤収作業も頼んでもいないのに何故か最後まで手伝ってくれるし、素敵なヤツだ。)
kid’s枠のもう一人の出演者のウクレレBOY。
本番一週間前に演奏する曲を増やし、自分で提案しておきながら焦った僕に精神的にも追い込まれた(「先生はウクレレ持って行かないから、助けてあげられないからね!!ホントにいいんだな!?」と10回くらい確認しました(笑))にも関わらず、『分かったよ!持ってこないで。持ってきたら弾かない!!』と、理解不能な強気でマイペースな彼もまた普段通りのパフォーマンスをしてくれました。(因みに、本当にウクレレは持って行きませんでした………………彼の男の意地に賭けました(笑)。)
——————————この野郎。やるじゃねーか。どっから来るんだその自信は。完全に理解の外のソレ、羨ましいじゃねーか。持っている人は持っているという事か…………………………………『カイマナ・ヒラ、失敗した……………。』と不貞腐れていやがったけど、そりゃアンタの現時点での実力であって、ほぼ100%発揮出来てたからね。凄いよアンタ。
主催者の生徒さんもギター歴2年半で初めての人前での演奏だったので緊張こそしていましたが、僕の目にも「頑張ってるな〜〜〜演奏止まったらヘルプに入れるようにしていたけど必要なさそうだ………。」と思える内容でした。………………………最も、ご本人は『悔しさしか無いです。もっと上手くなりたいと純粋に思っています。』という感想だったようですが(笑)。
そんな今回の「gulien慰問楽団」を通して確信しました。
エレキ少年・ウクレレBOYの二人は僕の誇りです。一生懸命向き合ってきたつもりでいましたが、彼らはそれに応えてくれて、これまでの僕がしていた想像を超えて成長してくれていて、いずれ僕が出来なかった事を成す可能性を秘めていると思わせてくれました。
そして、レクリエーション終了後、入居者様から握手を求められている少年の姿を見たり、スタッフさんから沢山のお礼のお言葉を頂いたりして、このような機会を与えて頂けたご縁はグリエンの誇りです。深く感謝しております。
第5週のお休みを返上した甲斐は大いにありました。今回の「gulien慰問楽団」が出来て本当に良かったです!!!!
(最後に、諸々の大人の事情で動画をupする事が出来なかったので、この日僕が演奏した曲の練習風景でお茶を濁させていただきます…………………………(笑)。
お粗末様でした。。。