音楽について62。
- 2017年08月12日
- カテゴリー:ブログ
こんばんは。「gulien」の太田です。
本日は「音楽について」です。
最近、またしてもウクレレのお問い合わせを連続で頂いております。先月末・今月で4名の方にご入会頂きました。……………夏だからでしょうか…………(笑)。
そんなウクレレが熱い季節。
グリエンに通って下さっているウクレレの生徒さんからよく聞くウクレレ奏者の「名渡山遼」さんです。
先日のレッスンで『今度、たまプラでインストアライブがあるんですけど、仕事で行けないんですよね………………』というお話をお聞きしたのですが、手帳を見てみると「アレ…………?僕、行けちゃう……………。」と判明。
ということで、全然チェックしていなかったのですが、その生徒さんの無念を晴らすべく、又、最近の連続のウクレレの生徒さんにご入会して頂いたことに感謝しつつ、勉強の為に本日たまプラに潜入して参りました!!
いや、ホント素晴らしい演奏でした…………………GODでした。しかも、お若い(24歳)!!
成る程、「天才」とはこういう人の事を言うんだな…………………たった一人、ウクレレ一本でここまで聴衆を圧倒するとは………………。
そのパフォーマンスは本来なら何千円か出さなければ見られないものなのに、タダで拝見してしまいましたので、せめてCDを買って帰ろうと思いました(落ち着いてゆっくり聴いてみたかったですし)。
ライブ終了後CD売り場に行ってみると、ニューアルバムを購入するとCDにサインしてもらえて更にツーショット写真を撮ってもらえるというじゃないですか。そういう事ならニューアルバムにしよう!!さっき演奏された曲も入ってるし!!
ニューアルバムのCDをGET!!サイン&写真撮影の列に並んでいる時に、ふと思いました。
———————————そういえば、こういうの初めてだな………………。前の人達は、皆さん名渡山さんと笑顔で何かお話されているけど、アレ、何話してんだろう?どうしよう…………………無言じゃ感じ悪いし、かと言って以前からファンだった方のようにハイテンションまかせの会話は出来そうにない………………困ったな。そうだ!!質問しよう!!これならサインを書いて頂いている間を埋めるのに丁度良い時間の会話が出来るはずだ!!!!
対策をたて終えて、遂に僕の番がやってきました。
「宜しくお願いします!!」と、CDを名渡山さんの前に置きました。…………………が、ペンが進まない……………疑問に思っていると、『宛名を付けさせて頂きたいのですが、良いですか?』と聞かれてしまいました。
———————————Oh!!No!!こういう時はそういうのがあるのね!?!?!?
「太田です!!OTAです!!あの、名渡山さんはお幾つからウクレレを始められたのですか?」『11歳です(ニコッ)』
———————————おいおい、ちょっと待って下さいよ…………………。じゃあウクレレ歴はまだ13年って事になるじゃないですか……………………マジで?13年で人類があの領域に入る事って可能なの?…………………………成る程、目の前のこの御方は紛うことなき「天才」と呼ばれる人だ…………………僕は今、天才と会話している……………………。
と、動揺してしまったので、その間無言で、全く丁度良く間は埋まりませんでした…………………。
写真撮影に入り、「じゃあ、名渡山さんの決めポーズでお願いします!!こうですか!?」と握りこぶしから人差し指と小指を出してみましたが、『違います親指と小指です。それじゃあROCKになっちゃいますから……………………(苦笑)』
———————————Oh!!No!!またしてもやっちまったYo––––––––––––!!!!ステージで何回も同じポーズを見ていたというのに……………………確かにこれじゃあハードロッカーが舌を出しながらやるヤツじゃないか!!もぐりだって事がバレた!!!!
粗相連発の僕とも笑顔で写真を撮って下さった優しい名渡山さん。
オイ!!太田!!こういう時はCDをちゃんと見えるように構えんかい!!!!
名渡山さんより一回り以上余分に生きているというのに情けない………………………そんな僕にも『また来て下さいね(ニコッ)』と握手して下さいました。天才は人間まで出来ていました…………………スミマセン、また伺わせて頂きます…………………。
あ、場所がたまプラだったので、多分、生徒さんの誰かとは会うだろうなと思ってはおりましたが、お会いしました(笑)。
ご入会頂いて間もない内に名渡山遼さんのCDをお貸し下さったご夫妻はやはり2回とも(この日はツーステージでした)見られたそうです。
超・一流のミュージシャンの演奏は、聴く人を立ち所に現実から引き離し幸福にする魔法のような力がある事を久しぶりに痛感して参りました。
お会いした生徒さんにもお話しましたが、僕たちはじっくりじっくり前進して参りましょう。
自分で楽器をやるということは超・一流の演奏を聴くのとは違う、色々な種類の幸福があると僕は信じています。
僕が出来ることは、そのお手伝いをする事ですので、凡人ながら勉強しつつ、生徒さんに自分で楽器をやる事の幸福を感じて頂けるよう明日からも精進致します!!!!