音楽について66。

  • 2017年09月20日
  • カテゴリー:ブログ

こんにちは(←初の深夜じゃない時間で投稿しております!!)。「gulien」の太田です。

本日は「音楽について」です。

前回は、悩みながら現実と真っ直ぐ向き合い葛藤する女子高生の奮闘劇を記事にしましたが、今回は大人も負けていないぞ!!って内容で綴りたいと思います。

宮崎台から通って下さっている60代ギターの生徒さん。
フォークソング全盛時代よりも以前の音楽を主にリクエストされますので、ネットでも課題曲のコード進行が見付けられない……………となれば僕が頑張って耳でコードを拾うしかない(コレがまた、現代のPOP’sではあまり見られない進行だったり、チューニングがちょっとズレていたりして中々に厄介!)ので非常に良い勉強をさせて頂いております(笑)。

現在は「夢で会いましょう」という3/4拍子の曲をアルペジオで練習中。
コードのルート音から上昇して下降してくるアルペジオのパターンですので、トップの音が2拍目裏にきてしまう為、4分音符を見失ってしまい小節の始まりと終わりが分からなくなってしまうようでした。

「足で4分音符を踏みながらこのパターンを分析してみると、丁度、2拍目と3拍目が両方共中指で弾きますので、そこを認識しながら練習するようにしましょう。」と説明したところ、『…………………………?』とのご様子。
言葉を変えながら5回くらい説明したら急に、『あっ!あっ!……………………分かったぞ〜〜〜(ニヤリ)。つまり、2個セットで考えろと、そういう事ですね!?よ〜しよし。分かったぞ〜。はい。じゃあコレはソコを気をつけて練習して来ます。次に私が先生に聞いていただきたいのは……………………イイですか?私が勝手に進行してしまってますが(笑)。』と、どんどん勢い付いていかれるではありませんか。

————————————どうぞどうぞ(笑)。何でも聞いて下さい。そんな風にギターについて積極的に興味を持って下さって嬉しいです。………………ただ、『来年はマリリンモンローですからね!!よろしくお願いしますよ(笑)!!』は正直イヤだな〜(笑)。ギターで再現できるのかな。心配だ……………。いや、勿論頑張らせて頂きますけど!!

また、70代ウクレレの生徒さん。
最近テレビで天才ウクレレ少年・近藤利樹くんを見られたらしく、子供ながらの圧倒的な超絶技巧に圧倒されたとの事。また、本ブログに度々登場するグリエンの誇り・小4エレキ少年&ウクレレBOYの動画も見て下さっていて、彼らKID’s達とご自分を比較されて思う所があったようでした(近藤くんとウチのとでは天と地ほどの差がありますが……………………)。

『皆、小さいのにあんなに上手に弾いて私、それ見たらなんか心が挫けちゃって………………(笑)。』

「いやいや、近藤利樹くんは天才ですから……………彼と我々凡人を比べたら駄目ですよ。それにグリエンの誇り達も5年くらい習ってますから、楽器を通して流してきた涙の量が違いますよ(笑)…………………昔は出来なくて泣いてばかりだったんですよ。」

『私もその内、泣いちゃうかも………………(笑)。』

————————————それは勘弁して下さい(笑)。母親と同じ世代の方に泣かれたら、前回の女子高生の時のように「何スイッチが入ったの!?」は使えないじゃないですか。今の僕では打開する術は平謝りするくらいしか出来そうにありませんので………………………。

お二方とも、僕の知らないところでギター・ウクレレを通して色々な心の機微がおありのようで、すっかり「生活の中に音楽を………」を実践して下さっていて本当に嬉しく思います。

若輩者では有りますが、これからも諸先輩方から勉強させて頂きながら皆様のお役に立てるよう精進して参ります!!!!