音楽について68。

  • 2017年09月30日
  • カテゴリー:ブログ

こんばんは。「gulien」の太田です。

本日は「音楽について」です。

前回の投稿では「ラ・ポルテ一周年記念パーティー」での僕達の奮闘する様子をご紹介致しましたが、今回は予告通り、この日の出し物のメイン。ラ・ポルテスタッフ皆さん×guliensの演奏をご紹介致します!!

いや〜〜〜約一ヶ月、色々ありました。普段の営業終了後、閉店したお店で夜な夜なチンドン屋集団の謎の集会が行われていたのです……………………………(笑)。

先ずは初めての練習風景を御覧ください。

………………………シュール過ぎる……………瞑想しながら奇怪なリズムを織りなす男たち(料理人)。……………………ってか、ハヤオ!笑ってんじゃないよ!!一番深く瞑想世界に潜ってるやがるくせに(笑)!!。

この日初めて自分たちのこれからやる事を告げられ、各々普段の仕事道具の中から自分の楽器を選択して、パートを振り分けられメトロノームのテンポに乗ってリズムを刻めと言われた人たちはこうなるんですね(笑)。相当戸惑っています……………。
それでも3回目には形になって来ました。

初回はイントロだけでしたがこの時点ではフルコーラス分の練習に入っていましたのでテーブルいっぱいに楽譜が広がっています(笑)。
カウントから裏拍をとるという有意義なディスカッションをされています。流石のリーダーっぷりですシェフ!!イントロはかなり安定してきてGrooveし始めています。

こんな事を24時までやっていたら、そりゃ苦情きますよね………………ご近所の方々ご迷惑おかけしてすみませんでした………。

途中、「お前さ〜、間違ってるよね〜。」と先輩瀬谷さんに責められ、「違います!違います!合ってますって!!」とテンパるハヤオ君に「違わねーよ!!」と僕が割って入ったり、「ラッキー(福田さん)、なんかお坊さんが木魚叩いてるみたいだぞ(笑)」とツッコミが入ったり、中々安定しない朔太郎くんが「サクちゃん、もうエアーでいいんじゃない(笑)?音出さなくてイイから、その代わり誰よりも大きなアクションでお客さんを煽って歩いてさ〜〜〜そのままどっか行っちゃったりして!」とイジられたりとか、ラ・ポルテさんの絶妙なチームワークが織りなす喜劇が目茶苦茶面白かったです(笑)。

さて、いよいよ本番いきましょう!!
前半は1部の定点からキッチンの様子。続いて2部の様子です。どうぞ!!

先ず、こんな事やるレストラン他に無いですよね!?
1部は皆さん(僕も)緊張していますが、2部では皆さん楽しそうに演奏しています。
掛け合いのとこで登場するアルバイトのソウヤ君もノッてきてとてもイイ仕事をしてくれました!!……………………でも本番中に何か言い合い始めるのはヤメて下さいね(笑)。お客さんもそれ見て楽しそうにして下さっていたので良かったですが!………それが全てですので。

そう。お客様に楽しんで(喜んで)頂く事が全て。ですが、それを実践する事は簡単ではありません。
この日、控室からキッチンやデシャップの様子を観察したり、クイズコーナー時にお客さんの表情を眺めていて(シンキングタイム中のBGMを急遽発注されたのでホールに居ました………………)、それを具現化されている現場を目の当たりにして、幸せな気分になりました。

お客様に喜んで頂く為とはいえ、就業後に深夜まで練習するなんて心身ともに疲弊するハズなのに、スタッフの誰一人として嫌な顔せず、むしろその時間を楽しむくらいの熱意を持って取り組んで下さっていた事も知っておりましたし、その日も戦場のように忙しいにも関わらずスタッフの皆さん全員が楽しそうにお仕事されているのを見て、本当に素晴らしいお店だと思い知らされました。
そして、そんな現場に微力ではありますが僕達が協力させて頂けているという事実が心から嬉しかったからです。

まだまだ未熟な僕がラ・ポルテさんのような素晴らしいお店と一緒にお仕事させて頂けた事、そのご縁に深く感謝しております。

本当に色々な面で良い勉強をさせて頂きました。貴重な経験をさせて頂きました。
この経験を踏まえて、より一層精進してまいります!!!!