gulienの日常76。
- 2017年12月19日
- カテゴリー:ブログ
こんばんは。「gulien」の太田です。
本日は「gulienの日常」です。
見てください!!アイキャッチ画像はレッスンの空き時間に奔走してかき集めたXmasプレゼントの数々!!
KID’S達それぞれの学年・性別・キャラクター・必要そうなものを考慮してやっと揃いました。これから順次渡していく次第であります。
本日はそんなグリエンサンタの奮闘の一幕について。
一足先に今年のレッスンの全てを終了したウクレレBOY。
前回のレッスン時、「ベイブレード以外で、最近は何して遊ぶのが楽しいの?」と探りを入れてみたところ、自分大好き少年は『オレに興味があるんだこの人………しょうがないなぁ~』と思っているであろうニヤけ顔でペラペラと語り始めました。
連鎖反応的に止め処なく続く「オレは………」話を、ひっぱたきたくなる衝動を抑えながら聞いていると『図鑑見るのも好きだね。あと空想科学読本も読む。』との使えそうな情報を引き出すことに成功。その後は「もう分かった。うるせー。弾け。」と5回位言ってなんとか極めてナンセンスな連鎖を断ち切りました(笑)。
後日、文教堂の児童書コーナーに行き、挿絵が沢山入っていて面白そう且つ彼の成長に役立ちそうな内容の本を探しました。
「3・11の時、石巻市の児童たちが何故津波の被害から身を守れたのか?」など、厳しい現実をまとめた『本当にあった話 4年生』や、「同じ練習をしても上達に差が出るのは何故?」など、大人も勉強になりそうな疑問を集めた『科学のふしぎ なぜ?どうして? 4年生』など、それを読むことで彼が一人で考えるキッカケになり、成長の手助けになりそうな本を選びました(でも、いくつか立ち読みしていたので、どれにしたかは忘れましたが(笑))。
2017年最後のレッスン時に渡そうと準備しておりましたが、その日、何気なく「Xmasプレゼントは何にするか決めたの?」と尋ねてみると『………………オレ、何が欲しいんだろう…………ちょっと待って待って!アレ?何だっけかな……………?』と一人で慌て始めました。
「普段から買ってもらい過ぎなんだよ。欲しいもの無いなら今年は無しでいいんじゃない?」と茶化すと
『ヤダヤダヤダ!』と食い下がる。
「じゃ、何か欲しいものあるの?」と再度尋ねると
『高くて(値段が)、丈夫で壊れなくて、キレイなヤツ…………あと、友達に自慢できるヤツ………。』と謎の返答。
—————————————なんじゃそりゃ………………。なぞなぞかよ。
『前に、本とかよこしやがった時があってマジ、ムカついた!本なんかいらねーんだよ……………オレ、本なんか読まねーし!!』
—————————————ん?………………ちょっと待て。なんかとんでもねーのぶっ込んできやがったぞ。先週と言ってること違うじゃねーか……………………ふ〜ん。そうなんだ。僕のあの時間は無駄だったワケね。そうかそうか。
レッスン終了後に「コレ、Xmasプレゼント用意したんだけど本なんか読まねーんだっけ?どうしよっかなコレ。」と一芝居うってみると『いや、たまには読みます……………………ホントに…………………オレ、たまに本読むんです………………欲しい!!!!』とジャンプして訴えてきました(笑)。
先週、例のうまい棒をあげた時に「あざーす」とナメた言葉使いをして胸ぐらを掴まれた(最近、ナメた態度をとってもなんだかんだ許されると思っている節があったので粛清しました(笑))事もあり、今回は慎重に『ありがとうございます』と言って受け取ってくれました(それでも「ちゃんと目を見て言わんかい。」とやり直させましたが……………(笑))。
帰り際も『じゃあね。』と言って出て行ったので、無言でいたら再びドアが空いて『さようなら』と改に戻ってきました。
—————————————やれやれ…………………………(来年からは竹刀持ってレッスンしようかな)。
12月。限られた予算ですので大したものは用意出来ませんが、なるべく喜んでもらえるように足と時間を使い、読んで時の如く、師は走りまわってみました(笑)。
中々骨が折れましたが、こうして贈り物が出来る相手がいるという事、それを実行出来る現状であるという事は、とても恵まれていると思います。全て、通って下さっている生徒さんのおかげと、感謝の気持ちを未来ある若者達に託したいと思います。
彼らが成長する過程で、感謝の気持ちを忘れない事の大切さを知り、それを伝えることの出来る人に成長してくれる事を願い、今年もグリエンサンタは奔走しております!!!!