音楽について82。

  • 2018年02月8日
  • カテゴリー:ブログ

本日は「音楽について。」です。

先日、まとまった空き時間が出来たので、歩いて3分の自宅に夕食の味噌汁を作りに戻りました(笑)。
野菜を切り鍋を火にかけ「さて、一煮立ちするまでどうしようかな………」とのんびりしていたらケイタイに見知らぬ番号から着信が……………出てみると体験レッスンの問い合わせでした。

お話を伺ってみると、40代男性。ほぼ初心者で3ヶ月後に結婚式の余興で一曲弾かなければならず、独学では間に合わないから教室を探していると割と切羽詰まってお電話くださったようです。

—————————イイですね〜。そういうの好きですよ(笑)!!

しきりに『プロの方に一度見て頂いて、無理そうなら考えなければいけないので、その時はハッキリ言って下さい。大丈夫ですかね?間に合いますかね?こういう教室に行くのは初めてなんですが、歳を取りすぎてますかね?』と心配されておられたので、グリエンの理念や、現在通われている生徒さんの年齢層などをご説明して何とか安心して頂こうと言葉を並べた後、念の為「当日演奏する曲は何ですか?」と聞いてみました。

『乾杯(長渕剛)です。』

——————————でしょうね(笑)。

じゃあ、尚更大丈夫!!僕も自分の結婚式で弾いたし(笑)!!
(歌は小学校からの大親友が歌ってくれましたが、何故か野郎は上下デニムでウエスタンブーツとテンガロンハット。顔面はサングラスという謎のTexasスタイルでバッキバキにキメて「せいっ!」を一曲の中で20回くらい挟みながら熱唱してました(笑))
それは冗談として、グリエンの理想「ギターやウクレレが弾く事で、価値ある時間や思いを他の人と共有する」を実践されようとしている方が、HPを見比べて当教室を選んで下さった事が本当に嬉しかったです。

相当焦っているご様子でしたので、「体験レッスンの日時についてですが今日この後はご都合いかがですか?」と伺ったところ一時間後に決定。味噌汁の火を止め教室に戻りました。

体験レッスンでは現在の状況を見せて頂く事からスタート。
コードはいくつかご存知のようでしたが、リズムという概念がない事・フォームがよろしくない事・フィンガリングも力み過ぎている事等、独学の方が最も陥りやすい問題点がズラリ。
やはり、『コードは知っているけど弾けない…………。』といったカンジでしたので、コードを知っているのであればその場所を押さえよう頑張ったとしてもソコにもはや成長の余地は無く、ソレ以外の部分(ギターの力学を知る事・その為のフォームを維持する事・それらをリズムの中で鍛える事etc…………………)を伸ばすプローチの必要性を徹底的に分かりやすくご説明し、具体的な練習方法とその目的をご提示して導入部分の練習に取り組んで頂きました。

『先生!決めました!こちらでお世話になりたいと思います!!』とご入会して下さったので安心しました。ハッキリ言ってこの手のケースは僕の最も得意とするところですし、そういう方に選んで頂ける教室でありたいと日々精進しておりますので、必ずや結果を出してギターを通してこれまでにない価値ある時間や経験をして頂きたいと思います!!!!

本日のレッスンでは、半年間独学でウクレレを練習された後、グリエンにご入会して下さり5ヶ月目の生徒さんからうれしいお言葉を頂きました。
『前回のレッスンではこのコードが出来なくて、「分かってないな〜。」って言われたんですけど、その時は、分かってるけど指が動かないの!!って思ってたんです。でも、練習の仕方を教わってやっている内にコツが分かってきて、ああ、この事を言っていたのか!と気付いたんです。それからは出来るようになりました!』と。

そうなんです!!大事なことは他にあるのです(この場合は“力学”を理解することでした)!!

————————————それにしても入会当初はFも押さえられなかったのに今や、ソロが弾けるようになっておられるのだから凄いな………………。きっとウクレレライフを楽しんで下さっているんだろうな。グリエンを見付けて下さって良かった…………………ご縁に感謝です。

大事な事はいつだって目には見えない所にあるもんですよね(笑)。
その隠された真実を見落とさぬよう、これからも眼光鋭くガン見して独学では気付かないポイントを一つでも多く見抜いていきたいと思います!!!!