音楽について83。
- 2018年02月24日
- カテゴリー:ブログ
本日は「音楽について。」です。
読むのは面倒臭いけど、必ずお役に立てて頂ける(ハズ………)記事を頑張って綴る本テーマに入る前に、先日、気持ち良く笑えるエピソードがあったのでその事を先に触れたいと思います。
サーファー&スキーヤー(全国レベル)のウクレレ少年(16)。
最近は忙しくてあまり練習が出来ていない事を自己申告してきました。聞けば来月、サーフィンの武者修行の為に単身バリに遠征に行く事が決まっており、その準備に追われているとの事。
————————————相変わらずガッツある人だな……………16歳の少年が一人で海外遠征かよ。怖く無いのかな?絶対、英語1ミリも話せなさそうだし………………。色々聞いてみよう。
「日本の海じゃダメなの?」
『向こうの方が波がイイんです。あと寒くないし。先輩に「強くなれねーぞ。行ってこいよ。」って言われて、オレ、強くならなきゃいけないんで。』
「強くなる為か……………。コミュニケーションはどうするの?向こうの言葉わからないんでしょ?不安じゃないの?」
『ああ。それは大丈夫です!』
「だって喋れないんでしょ?」
『(相手も)人間なんで(笑)!!!!』
————————————(爆笑!!)いやいやいやいや!!!!相田みつを先生じゃないんだから!!!!「人間」を理由になんでも片付けられないですよ僕は!!!!
やはり、海や山の大自然を相手に戦っておられる方はスケールが違いますな………………勉強になりました。
僕は梶ヶ谷の狭い1Kのマンションでせいぜい精進しよう(笑)!!
と言うわけで本題に入ります。
先日、ウクレレのレッスンで改めて再確認した事がありましたのでここに綴たいと思います。
ハワイアンのソロウクレレに取り組んで頂いている生徒さん。
『前まで出来なかったコードはコツが分かってから出来るようになったんですけど、通して演っていると忙しくて………………』と仰ってました。
ハワイアンはコード進行は単純な上、出てくるコードも3〜5個くらいと限定されているし、基本的にAメロ・Bメロの二部構成なので4小節くらいの塊で覚えてしまえば出来るハズなんだけどなんでかな………………?と思ったのですが、理由はソロ譜の基本的な理解にあると気づきました。
メロディーとコードを一人二役で演奏するのがウクレレで言う「ソロ」と呼ばれるものですが、tab譜に記されている和音の部分はコードをそのまま書いてあるだけで、メロディーはそのコードトーンの一番高い音を経由して作られています。つまり、ソロ譜を弾く時はすべてを丸暗記するのではなく、メロディー中でどの部分がコードになっているかを注意して、あとは弾き語りしている感覚(当然コード進行を意識している状態)で弾いてやる事が重要なのです。
伺ってみるとtab譜を丸暗記しようと頑張ってしまい、コードネームは見ずに取り組まれていたようです。そりゃ大変なわけですな。
ここで勉強した事を活かして別の生徒さんから依頼された「いつも何度でも」のソロウクレレのアレンジ譜面を作る際、一工夫してみました(ただ色を変えただけですけど(笑))!!!!
昨日の体験レッスンでご入会頂いた生徒さんもやっぱりウクレレ(笑)!!
日々のレッスンで勉強した事を活かして、皆さんのウクレレライフを充実したものにして頂けるよう精進いたします。
ウクレレ、熱いですね!!!!