gulienの日常86。
- 2018年03月11日
- カテゴリー:ブログ
本日は「gulienの日常。」です。
最近、ようやく暖かくなってきましたが、この季節が来ると花粉症の方は逆に憂鬱ですよね。生徒さんの中には辛そうな方をお見かけするようになってきました。
僕は今のところ花粉症は発症しておりませんので快適に過ごさせて頂いている…………………つもりだったのですが、別の症状で危機を感じる事がありました。
「粉瘤」 という皮膚の疾患をご存知でしょうか?
何かしらの原因で毛穴に汚れが溜まってしまい膿んで炎症を起こすという症状です。顔や背中・脇などにできる事が多いようですが僕の場合、臀部にできてしまうのです…………。これは常に座っているギター講師には致命的!レッスン中は常に上半身の体重がかかる場所ですので、腫れてしまうと圧迫していつ爆発するか分からない不穏分子。名付けて、
「お尻爆弾!!」
疲労が蓄積して抵抗力が弱まった時に発症する事が多かったのですが、連勤も90日を超えてついにその時限装置が作動し始めたようです。一度作動し始めるとコイツの痛みとストレスは気力を根こそぎ奪っていきます。118連勤の終盤に差し掛かった今、そんな奴を相手にしている余裕は皆無!!………………って事で渋谷に優秀な爆弾処理班(皮膚科)を見つけたのでレッスンの空き時間に歩けるうち(酷くなると右足の踵を地面につくことすら出来なくなります)に行ってまいりました。
その病院を選んだ理由はHP。
粉瘤について院長の見解を交えて、素人にもとても分かりやすく説明されていたので、相当数のオペをされているのだろうと思いました。また、このオペは必ず専門医である院長が担当して下さると明記されていたので信頼する事が出来ました。
さらに、僕自身グリエンのHPを制作する時に色々悩んだ経験があったので、丁寧すぎるコンテンツやクリニックの説明から患者の気持ちになって作られた事が伝わってきたので、そんな院長のクリニックならと、安心出来たのが決め手でした。
クリニックに着くと大変混み合っていたのですが、看護師さんや受付の方が非常にキビキビ働いておられて、ものすごい勢いで患者さんを捌いて(?)いました。
待っている間置いてあった「ドクターインタビュー(?)」みたいな印刷物を読んでいたのですが、そこに「常に患者さん目線で」を理念にしていると書かれていました。渋谷に開業したのも、『大きな病院で勤務している時、殆どの患者さんが重症になってから来られていたので、そうなる前にお越し頂きたいし、病院のためにお仕事や学校をお休みするのは大変なので多くの方が通いやすい渋谷に開業しました。』との事。
—————————————いやいや………………。そうは言ってもこんな超高級立地(渋谷駅から徒歩1分)家賃いくらよ?それにドクターや看護師さん・受付の方合わせて7・8人いるのを見ると人件費もヤバイでしょ。皆さんの働きっぷりを見ていると、それを統率するリーダー像が透けて見える。「患者さん目線で」に嘘がない事が伝わってくるし、しかも院長1コ下(しかもイケメン)かよ!!そんな事が可能なのか!!
散々感心させられていよいよ診察。
診断→採血→オペと3回診察室に入りましたが、診断の時は院長がいらっしゃったのは2分くらいで助手の方が丁寧に段取りされていました。採血も他のドクターでしたが非常に感じよく丁寧にオペの説明をして下さいました。ここまででかなり安心感を抱いてオペに。
もちろん麻酔は悶絶する程痛かったですが、オペ中も『大丈夫ですか〜?頑張って下さいね〜。帰りには楽になってますから、あと15秒くらいですよ〜。』と励ましの声をかけて下さり、終わったら『は〜いお疲れ様でした。痛かったですね!綺麗に取り除きましたからもう大丈夫ですよ(笑)』と、うつ伏せの僕の肩にポンと手をやってニッコリ微笑んで忙しそうに出て行かれました。
—————————————いや、お疲れ様なのはアナタの方ですよ…………………。気を使って頂いてありがとうございました。
翌日、オペ後診察で再度訪れましたが、『あ、イイ感じですよ(笑)!』とまたもやポンっとやって風のように去って行かれました。何故かあの「ポンっ」が安心するんだよな…………………(笑)。
お尻爆弾を撤去して頂いて、すこぶる快調になった事よりも1コ下の隠れた偉人に出会えた事が嬉しかったです。
待合室に「院長への直行便」なるものが置いてあったので持って帰ってきました。感謝の気持ちをしたためようと思います。勿論、長文で(笑)!!!!
理念を貫くことは本当に大変な事だと、最近は特に痛感する日々でしたのでとても良い刺激になりました。
コレも何かのご縁ですので、僕も理念を貫く強さを身につけられるよう精進致します!!!!