音楽について103。
- 2018年07月30日
- カテゴリー:ブログ
本日は「音楽について。」です。
いつものペースであれば昨日に投稿しなければならなかったのですが、連勤28日目の10人斬りは中々に疲弊してしまい断念しました………。
(独立する前は毎週末11人だったり、平日もアベレージ8人だったりでどうかしてましたね(笑)。今よりもハングリーで若かったのでしょう。)
さて、いきなり話は変わりますが7月中旬にとある団体の慰労会(?)に呼んで頂いたので、図々しくも馳せ参じタダ酒を頂いてきました。本日はそのことについて。
普段、レッスンに使用している1Kのコンクリート部屋が僕の生きる世界の殆ど全てなのですが、そことは違う場所で異業種の方々に囲まれての酒席ではやっぱり勉強になる事がありました。
僕は二次会から参加させて頂いたので詳しくは存じ上げておりませんでしたが、どうやら一次会の最中でちょっとした心地良くない風が吹く一幕があったようで、その事が話題に…………………。
本人以外は心地良くない風を巻き起こす人は何処にでもいますし、まして僕は現場にいなかったので客観的にその話を聞いていましたが、隣り合わせた青年にコッソリ探りを入れてみると中々の非礼があったようでした。部外者の僕はコメント出来なかったので「残念!!」と心の中で叫びながら、当事者の話す最もな怒りを含んだその時のエピソードを聞いていたのですが、勉強ポイントは突然現れました。
『…………でも、一緒に働いている人はいつも我慢しているのかと思うと、オレがその我慢している人に意見するのは失礼かなと思って止めたんだ。きっと色いろあるんだろうね……………大体、オレなんかの正論が一般的に通用するワケ無いし(笑)!!』
———————————おお……………。量も質も僕なんかが経験したことのないような修羅場をくぐってきた年上の人で、店を貸切ってのこの酒席から帰る人から必ず一言挨拶されるような偉い人でも、自分の正論を笑い飛ばし、みんなにとって収まりの良い着地点を探したりするのね…………。やっぱりそういうの大事なんだな。客観性。
実は僕もその頃、これまでのレッスンの進め方について修正すべき点について考えていたのです。それは、「課題曲の変更は習熟度ではなく、時として単純に時間(期間)で終わらせるべきではないか?」という事です。
レッスンのプロとしては今取り組んでいる努力は未来につながっていて、そこである地点まで到達出来なければ次も同じ。壁にあたっては一旦目を瞑るの繰り返し………………やがて『◯年もやってるのに上手くならない』という至極当然の結果にガッカリされてしまわれるのは絶対避けたいのです。
だからある程度手応えを感じて頂けるまでは一緒に頑張って頂きたいというのが正論のつもりでしたが、“正しいだけが全てじゃない”というのもまた真理。
という訳で「一旦や〜〜〜〜〜めた!!!!」を積極的に採用していこうかと思います(笑)!!!!
これまで何百人もレッスンさせて頂いて導き出していた正論ですので、笑い飛ばすには僕も成長しなければなりません。
しかし、深夜のバーで勉強させて頂いた事を活かす為に、正論に拘るの「一旦や〜〜〜〜〜めた!!!!」で新たな可能性を模索していきたいと思います!!!!