gulienの日常115。

  • 2018年12月2日
  • カテゴリー:ブログ

本日は「gulienの日常。」です。

さあ、遂に12月に突入です。今年も残すところ後一ヶ月となり、色々あったような、やり残している事があるような気もしますが、振り返るにはまだ少し早いのでそこら辺は一先ず置いといて、短な、幸せなトコから振り返って行きましょう!!

そう、先月のお休み29(木)我らがラ・ポルテさんでディナーして参りました!!
「休日に一流のフレンチでディナー…………………………僕って大人〜〜〜!!フーーー♪」感を少しでも長く味わいたいのでいきなり本丸には攻め込まずに、斜向かいのSYOCAさんを遠巻きに視察。相変わらずcool!!フーーー♪

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よし、気が済んだ。

というわけで、いざ尋常に勝負なり!!
この後の激戦を考慮して一杯目は余り酔わないものにしよう……………って事で〝キール〟…………と思ったけど特別感を出して〝キール ロワイヤル〟だ!!やっぱり僕って大人〜〜〜フーーー♪

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さて、一品め。
西洋風茶碗蒸し「ロワイヤル」。(む!ロワイヤル返し!!やるな!!) IMG_1221 『寒いので先づは温かいや〜つです。』と出して頂いた料理は、カラスミとニンニクを炒めて生クリームと卵を加えた茶碗蒸しにイカや椎茸を閉じ込めて、青海苔のスープがかかっています。
中央に在わすは香ばしく焼き色を付けられたボラの白子王子。ロワイヤルと仰られるだけにお上品クリーミー!カラスミはボラの卵巣から作られるそうで、まさにボラ尽くしの逸品!!
磯の香りが暖かく通りぬけ、我が鼻腔は小春日和になりました(癒)。アクセントのそばのみがプニプニがニクい!!

 
2品目。アオリイカ。

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『イメージはですね…………………“ワシャワシャッ!!”て感じです(笑)。』とのコメント付きのこちらは、旨味・甘み・粘りを増すために熟成させたアオリイカと、川崎産のあやめかぶのピクルスをワシャワシャした冷菜。
イカを熟成させてしまう辺りが流石。においも口当たりも、いかそうめんのようなエグみはなく、それでいて濃厚。薄ピンク色のかぶのピクルスのスライス食感が更にふんわりとサッパリ感をプラスして、シチリア産レモンの香りが爽やかにすべてを包み込み、我が口腔に春到来。

3品目。北海道昆布森産生牡蠣。

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「なんか、庭園のジオラマ出てきたぞ…………」と思いました。それくらいデカイ!!最初、岩石かと思った………。
僕の知ってる生牡蠣はもっとヨレヨレしているハズですが、北の昆布の森からお越し下さったこちらの御仁はプランクトン吸いまくってパーーーーーン!!ドーーーーーーン!!と見たことのないサイズ。
エシャロットとフランボワーズのソースでほんのりピンク色のお姿は高貴にしてチャーミング。半分にカットされていますがそれでも一口でwelcomするには大変な大きさで、迎え入れてしまうとそのコクにもう限界!!辛口の白ワイン追加!!

4品目。エゾジカのパテとフォアグラのポワレ(えごまバルサミコソース)。

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『続いては温かい前菜です。』…………………って、いや待って!コレ、メインですよね!?なんか赤茶色してるし。フォアグラON!!してるし………………メインの肉料理ですよね!?と大騒ぎしてしまいました。
ジビエ料理が苦手な方はこちらを頂くとよろし。臭みも無く、フォアグラ乗ってるし。但し、どちらもメイン級なパンチ力で防御不可。箸(ナイフ・フォーク)休めのビーツのピクルスまで奥深い味わいで美味い。エゴマのプチプチがアクセントのバルサミコソースだけで白米何杯でもイケそうな情報量の多さにKOされて赤ワイン追加するところでした。

 
5品目。マトリソースのタリアテッレ。

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ベーコン・玉ねぎ・にんにくをじっくり炒めたトマトソース。アマトリチャーナってやつですね。
県名は忘れてしまいましたが国産のタリアテッレも丁寧な仕事ぶりで最高の食感と味わい。パスタといえば大皿を思い浮かべてしまいますが、パルマ産の生ハムと共に頂けばこの量で丁度良い、大人のトマトパスタ。

 
6品目。イトヨリ鯛とハマグリのマリニエール。

……………写真撮り忘れたーーーーー!!!!
マリニエールとは魚介の出汁にトマトを合わせたソースらしいのですが、香ばしく焼かれたイトヨリ鯛と、多分白ワインで蒸されたハマグリのこの上ない幸せな磯の香りに誘われて、気付いたら大海原にダイブしてしまっていました!!
鯛よりも淡白で上品な味わいとふんわりした食感のイトヨリ鯛とプリプリのハマグリも絶品でしたが、両者の旨味と香りで満たされたソースは幸福の液体。パン追加!!もう何も入らなくなってもイイ!!一滴も残さず吸い取らせて頂きます!!と、試合放棄をさせる魚介料理でした。

 
7品目。A5ランク牛フィレ肉のパイ包み(トリュフソース)。

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ついさっき試合放棄した僕の元に破壊力最強の茶色い爆弾が投下されました…………。
プラムのような香りがするという黒にんにくをぬった牛フィレ肉と、ポルチーニのような芳醇な旨味の茸のソースをパイ包みにしてオーブンで焼き、更にトリュフのソースで仕上げた凶器。その重厚なお姿に相応しく、旨味・香り・味わいは正に狂気の沙汰でした。完全に思考を停止させられた僕はボジョレー・ヌーボーをオーダーしていました………。

 
最後はデザート。ピスタチオのジェラートとティラミスバナナ。

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コクの有るピスタチオのジェラートとティラミスとバナナを一緒に盛りつけるなんて、僕はもうアラフォー男ですよ?女子大生やOLじゃないんだから…………………と、向こうで同じものをオーダーされた20代の女性二人組のお客さんがまあまあの音量で『うまっ!!』と言っているじゃないですか。ですよねーーーーーーー!!!!
ありがとうございまふ!!

 
今回も完膚なきまでに叩きのめして下さったラ・ポルテさん。実は明日(というか今日)も忘年会ということで中二日で伺わせて頂きます(笑)。
太田しつこい!!と思われそうですが、こんなに素晴らしいお店にお呼ばれしたんじゃ行くしか無いですからね!!

皆さんも今年も残す所一ヶ月ですが、しつこく来店しましょーーーーー!!!!