音楽について117。
- 2018年12月6日
- カテゴリー:ブログ
本日は「音楽について。」です。
前回の投稿ではラ・ポルテさんの絶品ディナーについて綴りました。今回は先月のお休み2日目について綴りたいと思います。
午前中から昼過ぎまで前回のdiyでやりきれなかったトイレと洗面所の床もテラコッタ化……………ふむ。取り敢えずやり切ったから良しとしておこう。だが、11月のお休みのメインイベントはもう一つあったのです!何年かぶりに映画鑑賞というやつしてやろうじゃないか!!と目論んでおりました。
勿論、ギタリストたるもの『Bohemian Rhapsody』!!(実際は女性の生徒さん二人から強く勧められたからです。)
夕方。いざ二子玉川109シアターに潜入。
チケットをネットで購入して発券機というマシーンで手にするはずでしたが、どうやっても出てこない……………仕方なくアナログなやり方に切り替えチケット売り場のお兄さんに尋ねたところ、なにやら機械に打ち込んだりインカムで誰かと話したりしてくれて、僕のチケットは受付に預けられているという事を教えてくれました。
—————————くそ〜〜〜。いきなりテンション下がったじゃないか。お兄さん、僕が原始人なばっかりにお手数おかけしてゴメンよ。
気を取り直して飲み物を購入。こういった娯楽施設での飲み物といったらメロンソーダ!!(僕が学生時代に心酔したBlankey Jet Cityの〝D.I.Jのピストル〟という曲の歌い出し「メロンソーダとチリドック!そいつかあれば生きて行けると〜」を聞いて以来、そう決まっているのです。)
飲み物を手に入れて席に着きました。
最近の映画館ってスゴイんですね!?肘置きが席ごとに両方確保されている!!(隣の人に気を使わなくて済むやん!!)背もたれも頭をもたれさせられるように高い!!(後列を歩く人にぶつかられるかも知れないという恐怖を感じないで思いっきりもたれられるやん!!)スクリーンも天井から吊るされた布じゃなくて両サイドが湾曲した巨大な壁!!(端の方もくっきり見られる!!)あと、音超うるせー!!前からも上からも左右からもクリアな音が迫ってきて、スゴイ迫力!!というより超うるせー!!
imaxシアターという近代の技術に観る前から圧倒された原始人の僕ですが、本作品はそんな僕のprimitiveなmindをRockする最高のものでした。
これからご覧になられる方もいらっしゃると思うので、その辺を配慮しながら振り返りますが、ざっくり言えばQUEENのボーカル フレディー・マーキュリーの生涯の自伝的ストーリー。
時代的な背景から移民である若きフレディーは夜な夜なギグに繰り出しアイデンテティーを模索し、その置き場であるバンドを結成し夢をつかもうと恋人やメンバーと日々を過ごします。やがて才能が認められ海外でツアーをする程人気が出てくると、恋人とのすれ違いや、大人の思惑によって夢に現実という陰りが差し、その過程で自身の性同一性やメンバーとの繋がり等の真実ついて悩み、ついにはHIV感染という極限の現実に直面します。
その後、病によって必ずもたらされる死を受け入れ、残された人生で自分が何を為すべきか考え、これまで受け入れられなかった現実と向き合い、一つ一つ修復し取り戻し最後はロックスターらしく人々に夢を与える偉業を成し遂げるのです。
観終わった感想としては、「全てを手に入れた偉大なロックスターも結局、孤独には勝てない一人の人間で、フレディーは人生の大切な事を失敗しながら一つ一つ時間をかけて学んでいった人なんだな。求めて勝ち取り、壊してもなお揺さぶる。ロックを体現した人生だったんだな。We Will Rock Youは伊達じゃない…………………。」
僕が若い頃に観ていたら今とは違った道を歩みかねない程ロックな作品でしたので、最近のスマホいじって知った風な口を聞くだけの若者にも是非観て欲しいです。
僕はもう(一応)大人になってしまったので、若者たちを揺さぶって(ROCKして)行きたいと思います(笑)!!!!