レッスン内容紹介⑱。
- 2019年01月9日
- カテゴリー:ブログ
本日は4ヶ月ぶりに「レッスン内容紹介。」です。
いつもグリエンの誇り・小5エレキ少年とウクレレBOYの両エースばかりに登場してもらう本テーマ。今回は大学生に登場してもらいます。
彼は教室が引っ越しする前のグリエン第1章最後に入会してくれた生徒さんで、最初は最近の若者らしくクレバーで淡々とした印象を受けました。ですが、僕に出来ることはいつも同じですのでちょっとウザいくらいのテンションで熱く接していました(僕がギターを始めたのも大学生の頃で、若さも合間って人生で最もロックスピリッツに溢れていた時代なので、それと同じ時代を生きる彼には余計にそうなっているような気が…………)。
タイプも世代も違う僕達は、ギターに関しても最初はお互いに理解し合わなければならない点がありました。
グリエンで何よりも重要視するのはリズムやフォーム・コードの音楽理論的な知識など、独学では身に付けることが困難な「基礎」で、その先に自由があると信じております。対して、幼い頃からYoutubeに慣れ親しんでしまっている彼は、一風変わった手数の多い弾き方を好んでいる様子で「上手い」の定義がズレているよう。
それでも頭ごなしに否定してしまっては折角グリエンを選んでくれた彼に失礼なので、やりたい事もやりつつ少しずつ「本当に大切なことは何か?」学んでもらいながら彼にとって一番良い未来に導こうと歩んで参りました。
そんな中、手放しで「お!コレ、イイね!!」と思える題材を持ってきてくれたのがコレ!
『close to you』(カーペンターズ)ソロギターです。それではどうぞ!!
色々迷走してきましたが、習い始めて1年でここまで来られれば大したものです。やるなー。
2・4でのリズムの取り方やギターの構え方、両手のフォーム・力学等きっちりやらないとこの手の演奏は出来ないので、彼の希望を叶えつつギターを弾く上で大切な基礎を伝えられて良かったです。………………………大人になったな自分!!
今はコレまでとは違い、ピックを使ってシンプルにストロークする練習に入っています。それも彼の方から『こういう事も出来ないといけないな、と思ったんで…………1年習ってみて気が付きました。』と言ってくれたのがきっかけです。
更に課題曲が「お前と突っ走る」(エレファント・カシマシ)!!紅白で椎名林檎の横でクレイジーなステージを繰り広げた侍がボーカル(絶対君主)を務める日本が誇るロックバンド!!コレも彼の提案です。
—————————おいおいおいおい!!!!キターーーーーーー!!!!You!!その人は僕が当時心から崇拝したロッカーの一人じゃないですか!?前の課題曲からの振り幅がスゲーな!!クレバー過ぎてチョイスがカオス!!でも、それを選んでしまったからには先ず、ロック・スピリッツからレッスンしなければならない訳なんだけど仕方ないよね!覚悟したまえ!!
これまで僕のキャリアを総動員して彼にとって一番良い未来に導こうとしてきましたが、思いがけない提案により全然大人じゃなくなっちゃいました(笑)。昔に戻っちゃった……………。
ま、これも青春!!世代を超えて色々学びあいながら、チグハグな気持ちのキャッチボールを続けて行きたいと思います!!!!