gulienの日常130。
- 2019年05月26日
- カテゴリー:ブログ
本日は「gulienの日常。」です。
昨日今日と暑いですね!体調管理に気を付けねば(今月序盤に38度の発熱をして自分は思ってるほど頑丈じゃない事を学習したので)!!
さて、5月ももうすぐ終わりというのに今更4月の定休日を振り返りたいと思います。
アイキャッチ画像は布団を買いに日本橋に行った時、世間はGWだというのに日本橋川を船に乗って掃除する男達に心を打たれて撮った写真です。カッコいいぜ!!
夜は月に一度の外食。この日は二子新地にあるイタリアンの名店〝nico luce〟さんに行って来ました。
先ずはビールとお通しのフォカッチャ。
黄緑色の美味そうなヤツはグリーンピースのムース!見た目同様の爽やかで上品な豆の香りのするムースは、コレだけで一品として成立する完成度。山崎ダブルソフトにつけてもめっちゃ美味いはず(笑)ですが、オリーブオイルのじんわり染み込んだ自家製フォカッチャにつけて頂けば「さて、今日は心温まる話以外はしちゃダメって事でお願いします」と会話のテーマを限定させてしまいかねない程、優しい気持ちになります。
お次はピクルス。僕、ピクルス好きなんですよね。ラ・ポルテさんのローズマリーの香りがするのも大好きなんですけど、こちらはブラックペッパーのスパイシーさが野菜の甘みを引き立て、白ワインが止まらなくなります。そんなに飲めないのでこの時点ではビールがまだ残っていたのですが勿論、ビールとの相性も抜群!!
美味しいお店ではお食事をゆっくり楽しみたいのでどうしても前菜が多くなってしまいます。カツオとナスのタルタル。
タルタルというとサーモンやマグロ、牛肉などの割と濃厚なイメージがあるのですが、新鮮なカツオのたたきとナスのそれは濃さではなく香りの深さを味わうと言ったところでしょうか。お子ちゃまには分からないこの美味しさ。「僕も大人になったもんだぜ………なんたって花びら(サニーレタスの上の黄色いの)食べちゃうもんね……………。」とよく分からない自己満足に浸らせてくれる大人の前菜。
そろそろガツンとしたものが欲しくなって来たので、筍とタレッジョチーズのオーブン焼き。
上京する前のイタリアンレストランで働いていた頃、タレッジョをチーズの盛り合わせの中に使っていたので存在は知っていたのです(当時は「このオレンジ色のチーズ、ねっとりしていてスライスしにくい!!」と思っていました)が、それをオーブン焼きで頂けるという事で非常に興味が湧きました。
牛乳の旨みを感じさせるクリーミーでマイルドな味わいの中にわずかな酸味があり、とてもコクのあるそのチーズが、分厚く切られた、こんがり焼き色のつけられて香ばしくなった筍の優しい甘みと相まって、白ワインを頼んじゃいましたね。
ニコ・ルーチェさんに行ったら手打ちパスタは絶対です。この日は富山県産ホタルイカと筍のトマトソースのタリオリーニ。
富山県産のホタルイカの破壊力はラ・ポルテさんで経験済みですので迷わずコチラをチョイス。ぷっくりとしたホタルイカの旨味。シャキシャキ食感を残した薄さに切られた竹の子の優しい香りと甘み。それらを包み込むフレッシュトマトの酸味が一体となって、イカのラグーソースのようなエグさや、所謂トマトソースのような酸味は無く、それでいてその両方のコクを併せ持ったような絶妙なソースがモチモチのパスタに絡んで…………………こういうのをパスタ料理って呼ぶ(スパゲティーではない)のですね。絶品です。
最期はドルチェ。ベイクドチーズケーキとティラミス。
手打ちパスタ同様、ニコ・ルーチェさんでマストなのがティラミスです。しっかりとしたコク・苦味・香りのあるコーヒーの染み込んだビスキュイに、絶妙な酸味と甘みのマスカルポーネ、その上からこれでもかと言わんばかりのココア(コーヒー?)パウダーの本格ドルチェ。行列が出来るスイーツのお店に並ぶ意味を無に返します。美味しいデザートとはこういうのをいうのです。本当は2つ頼むつもりでしたが、見て見ぬふりできないメニューがあるではないですか!!ベイクドチーズケーキ……………ナンテコッタイ。いざ尋常に勝負!!…………………参りました。流石、チーズをよく知るイタリアンの名店らしい、ガツンとコクの有る美味しいというより「旨い」ドルチェ。
最期まで本物を味わわせて頂きました。
最近のニコ・ルーチェさんのフェイスブックで知ったのですが、先日までラ・ポルテさんと台湾にご旅行に行かれていたそうです。
ヤッパリ、本物を作る人達は遊びもしっかりされているんですね。
当然、僕はまだまだ遠く及びませんがこのような素晴らしいお店とのご縁がある事をとても光栄に思います。
教室にショップカードを置いているので生徒さんはチェックしてみて下さいね!!!!