音楽について154。
- 2020年12月6日
- カテゴリー:ブログ
本日は「音楽について。」です。
12月に入り急に寒くなりましたね。皆さん体調崩されていないでしょうか?手洗い・うがい・加湿を徹底してコロナだけでなくインフルエンザや風邪などにも負けないように しましょう!!
さて、やっと僕個人としては年内最後の大仕事・鳥垣優羽&HOPSのライブが終了しました!!
(この時期での開催については色々とご批判もある事と重々承知しております。ご容赦下さい。)
いや〜〜〜〜……………キツかった!!!!
10月第5週のリハで曲を決めた際、ライブまで残された日が1ヶ月だったので「新しく演るのは2〜3曲くらいで………」という僕の腑抜けた願望は何処にも届かずアンコール入れて8曲に決定し、この時点で限界を超えなければ辿り着けないと覚悟を決めたつもりでした。しかし……………
11/20のリハ。ハモりのメロディだけで激ムズの曲を合わせた際『途中のソロは二人やった方がいいですね。太田さんのソロが終わったあとに〜』「えっ?今、それ決まったんですか?」『はい。決まりました(笑)。』とか、カントリーアレンジした曲の中に原曲には無いコード進行でソロ回しする事がノリで決まったり、『歌モノのベースソロだけでは短いですよね2周しましょう。じゃあ、太田さんのスーパー夫婦タイム(歌モノは妻が歌わせて頂きました)で!これはしょうがないですね(笑)!』「(苦笑……………なんじゃそりゃ!!)」と2週間前にアドリブのタスクが激増し、アンコール曲は3日前にLINEで決まり…………相変わらず全く足りていませんでした。覚悟。余裕で想定を超えてきました。
しかし、物事は決まったら後はやるだけ。覚悟が有ろうが無かろうが、技術や経験が足りていようがいなかろうがやるだけ。そこからの2週間は逆に練習に集中出来ました。「殺るか殺られるか」……………じゃない物騒過ぎる、「やるかやらないか」勿論、やりましょう!はい!喜んで!!
そんな感じで精神的にわけわからん領域に踏み込んで望んだライブ1stステージ(配信)の模様です。(因みにさっきの顛末は2ndステージなので映ってません。)どうぞ!!
ライブが始まる前、ベースの堀木さんが緊張している僕に「オレ、年上だから頼っていいよ。」と言って下さったり、みんなでピザとポテト食べてる時に如何に楽しむべきかを色んなエピソードを交えてそれとなく説いてもらったりとか、相変わらず情けなかったですが頑張りました。
僕個人のこのバンドの一番凄いと思う所はみんな演奏もさることながら「素晴らしい人格者」という点なんですよね。
明らかにオーバーワークの2週間を切った時、不思議と満ち足りた気分でした。グリエンの存続と向上の事だけが僕の生きる意味でしたが、ギタリストとして戦う場所を与えて頂けて一緒に戦ってくれる頼もしく誇らしい仲間に出会えて本当に自分は恵まれている事に気付いたからです。みんなを信じれば良い。自分はこの素晴らしいご縁をより良いものにする為に出来ることをやるだけ。と最後まで頑張って良かったです。
やっぱり人が限界を超える時には必ず、他の人がきっかけや助けを与えて下さっているという事を再確認させて頂く刺激的な体験でした。僕も生徒さんが限界を超えて行けるよう努めさせて頂きたいと思います!!!!