音楽について156。
- 2021年01月29日
- カテゴリー:ブログ
本日は「音楽について。」です。
『ハァ〜………なんだかな〜。』
いきなりボヤキフレーズから始まってしまいましたが、別に僕がヤル気なくなっている訳ではありませんよ(笑)。
今日は久しぶりに音楽のウンチクを綴ってみようと思いまして、ここ最近のレッスンの笑えるシーンを回顧していたら生徒さんがレッスン中に先のフレーズを漏らしていたのを思い出しました。
40代男性。かなり先の未来、娘さんの結婚式にアコギで弾き語りする日を夢見て「家族になろうよ」(福山雅治)を練習されている(凄く素敵な夢なので実現して欲しいと願っていますが、出来次第ではその日3万円とアコギ持って潜入して有事の際は物陰で弾いていつでも場を納められるように待機しようと思ってます。笑)のですが、イントロのフレーズをそのまま弾くのは現段階では難しいのでリズムだけ似せて弾くという対策でリズムのキメを宿題にしていました。
前回のレッスンで早速確認してみると「何と無くは出来ている」のですが、あくまでも「何と無く」の域は出ない出来だったので何度か弾いてもらいましたが、その都度失敗するポイントが違ったり程度もまちまちでした。
そこで宿題ノートのポイントをもう一度確認して見たところ、『あ、そう言えばそうだったね忘れてた。』と白状して下さったのでそこだけの部分練習の時間を設けて思い出してもらいました。
その部分だけならポイントを自覚できている状態で弾いているので大丈夫そうでしたが、さあ!いよいよ最初からくっつけてみましょう!!とやってみたところ撃沈…………先のフレーズがこぼれ落ちました(笑)。
恐らく練習はご本人なりにやられて手応えがあったはずなのにそれが発揮出来なかったからでしょう。
ここで一番の過ちは何だったのでしょうか?先ずはポイントを意識せずに何度も弾いて慣れてしまった事があるでしょうね。しかし、一番はそこではないと思います。最大の過ちは慣れる過程で「出来た(からもう大丈夫)。」と思ってしまった事です。
これは生徒さんにはよくいう事なのですが、音楽は「マルペケや出来た出来ない」で測るものではなく「カッコイイかそうじゃないか」しかないと僕は思っています。勿論、出来なかった事が出来た事は素晴らしいです。大いに喜びましょう。しかし、それはゴールではなく、スタートなのです。これからそれをもっと安定したものにして、更に良い演奏をしていく為のスタート。「失敗も成功も全ては練習」そう考えれば失敗を恐れたり必要以上に落ち込んで現在に集中出来なかったりする事は無くなります。
究極、ライブさえ練習なのではないでしょうか。何故ならこの時ほど集中して本気で弾いている時は無いですからね。長いギター・ウクレレライフ、前だけ見て行きましょうよ!!
さて、生徒さんのギター・ウクレレライフをより充実したものになるよう参考までに一つの考え方をお伝えしましたが能書だけでは面白くないですね。それではライブ映像をどうぞ!!
「中央フリーウェイ」(荒井由実)
最初ボリューム小さ過ぎた!!
リーダーの鳥垣さん、ベースの堀木さんラテンやフォービート上手だし、ポージーさんのギターソロや合いの手も絶妙でお洒落です。ハァ〜何だかな!!
次は「I Feel The Earth Move」(キャロルキング)
オルガンがメインの伴奏の曲をツインギターでという事でFunk調にアレンジ。
イントロといい、ポージーさんのカッティングカッコイイな!!堀木さんのソロに割って入って生意気にソロ弾いてますが、FunkじゃなくてRockじゃないか!!なんだかなーーー!!!
しかし前しか見ないぞ!!僕はまだまだ未熟ですが進み続けます!!皆さんもポジティブに頑張りましょう!!!!