音楽について160。
- 2021年04月20日
- カテゴリー:ブログ
本日は「音楽について。」です。
いよいよ暖かくなって来ましたね。僕は有り難いことに毎日沢山のレッスンをさせて頂いており、日々研鑚を積む機会に恵まれています。正しく学習して頂く為の論法を考えたり、それだけでは足りないので言葉ではなく練習内容で結果として理解に導けるように工夫したり、講師として学習の連続です。
ただ、講師の立場から物を申すばかりでは説得力に欠けるようなので、本日はプレイヤーとしては僕も生徒さん同様に勉強しているのだという事を知って頂く内容にしたいと思います。
先ずは動画をご覧下さい。
3つ前の投稿(3/17「音楽について159。」でソロウクレレをご紹介致しましたが、今回は同曲の鳥垣優羽&HOPSのバンドバージョンです。
『ウクレレ・太田匡哉〜。』って紹介されたのは初めてでしたね。「あっ僕の事か…………そうね今はそうね。」と認識するのに時間がかかりました(笑)。
面白かったのでMCシーンも載せてみました。
僕はこのバンドではひっそりとなるべく注目されないように黙々と仕事に取り組んで、ほんの少しでいいからバンドの役に立てたらそれだけで本望………………なんて考えていたのでMCで話題の中心になるような事態は火急的速やかに沈静化を図りたいわけですよ。それなのにリーダーとポージーさんが膨らまそうとするから「これはマズイ…………変な空気になる。この僕にそんな価値はない。この後の演奏(中の精神力)にも支障をきたす。奥義を出す時が来たウォリャァーーー!!」とポージーさんに振って丸投げ。まんまと沢山喋って盛り上げて下さり危機的状況から脱しました(笑)。
パワハラと何回も訴えていますが、何がかというと先ず、ギターでもみんなのスピード感についていく事が出来ずにいちいちコソコソ対策してギリギリで立ち回っているというのに、ライブで演奏した事は一回も無いウクレレなんてみんなと同じレベルで弾けん!!という僕の現状は一顧だにされる事なくスルー。
「これ以上駄々捏ねても空気悪くなるから頑張らせてもらうか………………あーーーーヤダなーーーー!!」とボヤきながら譜面書いて、音をアンプやスピーカーから出す為のピックアップを買いました。そしてリハに持って行ったのですが、エレキギターの様なボリュームをコントロールするつまみが付いていないので、弾いていない時に常に弦に触れてミュートしておかなければならない(離すと空気の揺れを拾ってハウリングする)と判明。これだと両手が使えず非常に煩わしい!!色々考えた結果、キルスイッチ搭載(スイッチをon/offする事で通電の有無を手元でコントロール出来る便利アイテム)のシールドも追加で買いました。出費!!
そしてリハ中、更なる試練が………。
ポージーさん 『太田さんってウクレレでもアドリブ弾けるんですか?』
太田 「いいえ。弾けません!!」
ポージーさん 『いや、でもあった方が絶対良いですよね?』
リーダー 『うん。うん。うん!!』
ポージーさん『じゃあ、分かりました!ベースソロ行きましょう!!この曲の雰囲気でギターが入るとシャシャッてる感じが出ちゃうので、ベースソロで、その後ウクレレソロってのはどうでしょう!!」
リーダー 『良いですね!!それで行きましょう!!じゃあ、お願いします(笑)!!』
全員 シーーーーン……………………(太田のイントロ待ち)。
—————————キタコレ!ヤダコレ!嘘でしょ!?何にも良くない!!別のルート行ったみたいになったけど結局帰って来とるやんけ!!なんか「あとはやるだけ」みたいな空気になってる--------!!!!
この日からライブまでウクレレでもスケールを指板上でトレース出来る様にアドリブ特訓の日々でした…………………。
とまあ、色々愚痴ってしまいましたが、最終的には頑張って良かったです。非常に良い勉強の機会を与えてくれたメンバーとお客さん、そのご縁に感謝しております。もっともっとウクレレの勉強をして今より少しでも良い演奏が出来るように頑張っていきたいと思うようになれたライブでした。
このように僕も凹みながらもへこたれず頑張っていますので、皆さんも一緒に沢山凹んで沢山乗り越えて前進していく喜びを共に分かち合えたら幸いと思っております!!!!