音楽について165。

  • 2021年09月29日
  • カテゴリー:ブログ

本日は「音楽について。」です。

気が付けばすっかり涼しくなってきましたね。
すっかりご無沙汰してしまったのにはワケがありまして………今月は中旬にリハがあったのですが、久し振りにメンタルを削られたのですね〜〜〜。

この日スタジオに着いたらリードギターのポージーさんからLINEが入っていました。
なんとオリジナルの新曲を作ったとの事でその音源と楽譜、前回ベーシストの堀木さのオリジナル曲のメロディーにコードを振って構成を考えてくださる事が決まっていたのでソレの譜面を作って下さっていたのです。

先ず、ポージーさんのオリジナルが超カッコいい!割と早いテンポの16ビートでサックスやトランペットなどのホーン隊編成のバンドなどでありそうなCool&Fankyな曲。

当然キメが必須なのですが基本Gm一発なので、「ストラトだしシャープに行くぜ!」とかいらん事考えていてカッティングのエッジを立たせる事に気を取られていると4小節目の4拍目の16分裏を見逃す!
ソロを振られても「マイナーペンタで泣いて時々オルタードでクールにキメるぜ!」とか出来もしない事考えていると16小節で起承転結が決まらず何となく交代して終わる!
そしてコレらを僕以外みんないきなりビシッとキメて来る!

多分、あの時の僕をアニメや漫画の描写をすると目がペケになっていたと思います。

そして堀木さんのオリジナル曲。
ポージーさんがリハモでお洒落なコードを振ってくるのは予想していたので、僕の方でも「普通にやったらこうなるな」という譜面を作って行きました。コレは後学のためにどういう発想でリハモすれば良いのかを学ばせてもらうための予習のつもりでした。

しかし、全体の構成を説明して頂いている間にそれを覚える事に気を取られていざ「一回演ってみましょうか!」のノリで始まったセッションでは進行を追いかける事に全集中してしまい、後半予想を遥かに超えたリハモ術を炸裂され「…………!!!!?!?」ってなって撃沈………。
先の描写で表すと頭から湯気出てましたね。

ーーーーー嘘でしょ?何だよこのコード進行は………初見では弾けんかったぞ!もう、悪意すらあるんじゃないの!?振り落としにきとるやんけ!

その後堀木さんから『ベースでメロディーよりもギターの方が良いんじゃないかな?太田君、前回やったじゃん覚えてる?』(前回二人だけ早くスタジオ入りしていたのでちょっとやってみたりしてました。)

「無理無理ムリ!!覚えてないですよ(汗)」

『じゃあ、今は暫定的に僕が弾きますよ。』とポージーさん。

——————弾けるんかい!!

そして終わった後に『いつもこの流れになると僕が弾くことになるじゃないですか?そういうの変えていこうかと思います!今度から太田さん弾いて下さい。』

——————何も言えね‥‥‥‥(魂ヒュルヒュル〜〜〜〜)。

と、ここで急に思い出したんですよ。そういえばこのバンド最初からそうだったなと。
リハ前日に曲の候補が何曲か上がったり当日に決まった事をその場でやったり恐るべしプロ!!その都度ノロマの僕は悩まされてきたのでしたが、思えばそんな貴重な経験をさせて頂いて2年。自分もタフになってきたな〜〜〜と思ったのは、この日の早朝から譜面書いたり曲を録ってきて下さったポージーさんに感謝する事が出来る精神状態にあることに気付いたからです。

それにしても普段から怠けているつもりは無いのですが、いつだって因果応報の裁きの時は突然やって来ますね。自分の思いとは別に世界はただ厳然と存在しているようで、単純に足りていなかったです。精進が……………。
でもあんまり凹みませんでしたね。分かっている事があるからです。以前から僕の戦いはここからなので…………帰って自分の宿題を書き出したら後は練習!!

という訳で僕は今とても充実しています!!練習するぞーーーー!!!!

更新をサボったので今回は動画を二つ。
一つ目は『cant give you anything』。キムタク全盛期の頃のGATSBYのCMの曲です。

最初それとは気付きませんよね(笑)。まさかの8分の6拍子アレンジ。リバーブたっぷりかけて昭和のサウンドで男臭く熱くパッション全開で弾きました。泣きのベースソロが素敵!!

もいっちょ元気な元気なやつを『dont give it out』

ムズイよ!!
さて、先程二回目のワクチンを済ませてきましたので、今月の第5週目のお休みは体調不良で終わると思いますが、来月も生徒さんにとっても自分にとっても良い因果を作り出して充実させていきたいと思います!!!!