gulienの日常167。
- 2022年02月4日
- カテゴリー:ブログ
本日も「gulienの日常。」です。
2月になりましたね。毎年恒例年明けから3月5週目のお休みまでノンストップ84連勤も1/3が終わりました。
次回のリハまでに提案するウクレレの曲を決めて一月中に譜面を書き終えて、あとは弾けるようになる為に猛練習とタスクは順調にこなしております!!が、先日のレッスン中に軽い目眩が…………検索してみると浮遊性のものの場合は運動不足が原因である事が多いとの事で、対策としては有酸素運動が良いと言う事が分かりました。そんな訳で昨日から新たなタスクを追加しました!!一日10分の有酸素運動!!YouTubeでなかやまきんに君と一緒に世界で一番楽な筋トレ&有酸素運動を頑張りたいと思います!!
さて、先日の投稿で説教ばかりだった少年少女が僕の知らないところでギターに対する思いを育んでくれていた事に対する喜びを綴りましたが、本日はその続編です。
件の女子高生。
紹介したお店に行って試奏した際にやっぱりギターの大きさが気になったらしく、教室に置いてあるモーリスSシリーズがやっぱり欲しくなり取り寄せてもらっていると言う段階までは聞いておりましたが、先日のレッスンでいきなりソレを持って来ました!!
詳しく話を聞いてみるととても良い買い物ができたようです。
その日はたまたま叔父さんが付き添われたそうで、着いてすぐお店の方に話したら副店長が出てきて「どうぞどうぞ、ささ、こちらにお掛け下さい。3本ご用意致しました。どうぞ弾き比べて下さい。」と、手厚くもてなされている姪っ子を見て、『えっ!?なに?お前VIPなの!?なんで!?』と大層驚かれていたそうです(笑)。
そりゃそうですよね。途中経過や僕と副店長とのやり取りなど何も聞かされていなければ、フラッと立ち寄った楽器店でいきなり姪っ子が謎の接待を受けているように見えますもんね。そりゃビビるわ(笑)。
無事に気に入ったギターと出会えて、自分の財布からお金を出してソレを背負って帰る姪っ子の背中を見て『お前マジか!?やべーな!!』と何回も言っていたのが嬉しかったようです。それにも納得です。女子高生が自分のバイト代で決して安くはない、ブランドものの洋服でも化粧品でもない、ギターなんて買って嬉しそうに背負っている様子を見せられたら、自分の知らない世界を生きていた感ハンパないですからね。
僕が嬉しかったのは「こんな高い買い物初めてした。でも嬉しかった。ブランドものとかも買っちゃう時あるけど、そういう時は罪悪感があるけどコレはそういうのとは違って、ワクワクした。」と言っていた事です。
それは単なる消費では無く、購入した商品が自分の未来にどういう価値をもたらしてくれるかは自分次第という、等価交換以上の価値ある買い物だったからだと思います。
そういう価値が存在するという事を体験を通してその若さで知る事が出来たのは非常に喜ばしい事です。それは彼女がなんだかんだ言いながらも小二で歌を習い始めて中一からギターを始めて今日まで音楽を続けてきて、自分では気付かないうちにその領域に立っていたからこそ知る事が出来たものの価値でとても尊いものだからです。
一方でそこまで続けてこられたのは親御さんの協力や担当講師との良い出会いがあり、今回の買い物でも僕がお店を紹介し副店長が心を込めて対応して下さりと、多くの大人たちが支えてくれていたからこそ、その喜びを感じられたという事実を知っておいて欲しかったので言及しておきましたが、「私、音楽続けてきて本当に良かった。」という言葉が聞けてちゃんと伝わっているようで嬉しかったです。
(実はまだ書きたい事があったのですが、今回はここまでにして生徒さんギター購入エピソード後編は次回に回したいと思います。)
何かを続けることは往々にして難しいことですが、そうしてきたからこそ見える景色や出会える感情というものがあります。それはとても価値のあるものだと僕は思います。
これからも一人でも多くの生徒さんに「音楽を続けてきて良かった。」と思って頂けるように僕も探求を続けていきたいと思います!!!!