レッスン内容紹介32。
- 2022年09月30日
- カテゴリー:ブログ
本日は「レッスン内容紹介。」です。
最近やっと涼しくなってきましたね。
気がつけばもう9月も終わり………という事は来月12(水)のライブまで時間ないじゃん!!今回は歌もの(妻が歌わせて頂きます)があるからギター2本の場合のバッキングのアレンジを考えなきゃいけないし、1曲はソロを任されているけどテンポ的にあまりやった事ない感じだから、You tubeにあったガチプロのライブ映像のギターソロコピーして分析しなきゃ!!っていうか、ずっと気になっていたオリジナル曲なのにアドリブがしっくりこない案件もなんとかせねば!!それもそうだが先月書いた新しいオリジナルも前回のリハでヘッポコリズムだったから鍛錬せねば!!……………とかやっていたら本ブログを放ったらかしにしてたので、こうして第5週目のお休みに教室に来てせっせと綴っているわけです。
さて、僕も頑張っていますが生徒さんも頑張ってくれていますのでご紹介致します。
「花は咲く」ソロウクレレです。どうぞ!!
(予備)
う〜ん。ム〜ディー〜〜。FAMOUSのコア材のソプラノ、良い音ですね。
このアレンジはいつも通りブログにアップ出来るまで頑張っていただく事を条件に僕が楽譜を書かせて頂き、約束通り素晴らしい演奏をして下さいました。
この動画を撮影する日に雑談していたら、グリエンで未経験からウクレレを始められて5年目になるこちらの生徒さんにはある悩みがあったそうです。
それは、「ウクレレ習ってるんだ」という話題になった時にされる『何年くらいやっているの?』という質問について5年目という数字がプレッシャーになっているという事でした。
もし仮に、ご自身が始められたばかりの頃に別の方から5年目という数字を聞いたら「それはもう、さぞ上手なんだろうな〜。」と思ってしまっていただろうけど、果たして自分はそうなれているだろうか?という不安になってしまったという訳ですね。
なるほどね。よく分かりますよ。僕自身、丁度同じ頃に同じ事を考えていたような記憶がありますが、その期間が長過ぎて(或いはその長過ぎる期間中に実際に下手だのセンスが無いからやめたら?だの言われたり、自らそう思うような差を目の当たりにしたりしましたが)、途中からそんな事どうでも良くなってしまいました。今では仮に自分より歴が短くて圧倒的に素晴らしい演奏をする人を目の当たりにしたとしても、純粋に「うめーーー!!スゲ〜〜ー!!カッケーーー!!」て手放しで喜べます(笑)。
この手の問題は自らの負の感情に囚われてしまって現実と向き合う気持ちが挫けてしまっているので、正しい考え方を聞いたからと言って直せるものではないと思います。
僕がその問題を克服出来た最大のきっかけは鳥垣優羽&HOPSの皆さんとの”出会い”と断言出来ます。彼らは未熟な僕を否定するような事は勿論言わないです(寧ろもっと前へ!的なことは言われます)し、何より勉強になったのは音楽を楽しんでいる姿です。その年月の積み重ねが演奏に反映されているという事実を学びました。つまり、先程の話とは逆の発想ですね。“上手いから楽しい”ではなく“楽しいから結果的に上手くなった”という訳です。
ただ、僕が同バンドでボケ〜と過ごしていた訳じゃありませんよ。リハやライブの度に自分なりに改善点を考えてどんな些細な事でも少しづつ鍛錬を積み重ねてしています。もし、生徒さんで同じような悩みを抱えてらっしゃる方がいたとしても、大丈夫!!改善点は僕が考えます!
こちらの生徒さんが動画を撮り終わって仰っていました。『これまでに自分で動画を撮影する事はあったけどなんだかイマイチで、これじゃ人に見せられないと思っていたけど、今回は今までとは違う演奏が出来ました!!正直、先生そこ!?と思うような事もあったけど、自分じゃ絶対気がつけないそういう部分が大事だったんですね!!この動画は満足いく出来です!!』と嬉しそうでした。
いやいや。僕は分かっていましたよ。ベストを尽くせばこのくらいの演奏が出来るだけの力はあると。そもそもそうでなければこのアレンジを提案しませんから………。十分、5年生の演奏だと思います。更に、先程の悩みと向き合い乗り越える為に頑張った分だけ上乗せして良い演奏だったのではないでしょうか!?
素晴らしい演奏をして下さった事も勿論嬉しいですが、それ以上に精神的な辛さを一緒に乗り越えて(ヘラヘラ笑いながらやってたら知らんうちに上手くなってた………なんてパラダイスはありませんからね)喜びを共有出来たことが何より嬉しかったです!!