レッスン内容紹介34。
- 2022年11月21日
- カテゴリー:ブログ
本日は「レッスン内容紹介。」です。
いや〜参った!最近、僕のKAMAKAのウクレレのトップ材にクラックが入ってしまったのですよ!!マジか〜確実に入院になるレベルの傷……………でもコンサートウクレレはその1本しか持ってないから入院しちゃったら弾くのがなくなってしまうわけですね………今は年内のライブもリハも無いと決まっているからいいけど、今後もこう言うことが無いとは限らないし、寧ろ今までがラッキーだっただけかも知れない……………って事はやっぱアレか!?コレを機にご購入か!?うおおぉぉぉøøøøøø〜〜〜〜!!
ってな顛末がありましたが詳しくはまたの機会にしたいと思います。
さて、この所頻繁に生徒さんの頑張り動画をご紹介出来ています。これは講師冥利に尽きますね!!
前回は小6エレキ少年でしたが、本日はウクレレの生徒さんをご紹介致します。
それでは「Stand By Me」行ってみましょう!!
こちらの生徒さんは以前「A Whole New World」を演奏して下さった方です。
ってかKIWAYAのウクレレも超イイ音ですな!!良く鳴ってコア材とは違うローズウッド(なのかな?)の温かみのある響きがなんとも心地良い!!
前回は小指以外の4本指でアルペジオを散りばめながら、時々親指で全弦ダウンストロークする中でメロディーを弾くスタイルでしたが、今回はあまりにも代表的な人差し指によるエイトビートのストロークパターンをやりながら、そのビート感を損なう事なく親指アポヤンドや人差し指・中指を用いてメロディーを弾くスタイルです。メロディーに関しては前回の課題曲で培った技術を活かして無難にこなして下さっていました(上達とはそういうものですね)。
「スタンドバイミー」と言えば何と言ってもイントロの♪ジャン・ツジャージャ・ジャンのバッキングパターンですよね。
今回はこれを人差し指ダウンストロークとラスゲアード風のミュート(はウクレレらしさが発揮されますからね)で再現したので、そのビートを損なわないためには腕の上下の振りの勢いをなるべくキープしつつ間に入る細かいメロディーを弾くためには、否が応でも指を複数本自在に操れるスキルが必要でした。前回の課題曲でやっといて良かった……………。
後半のBメロに入る前の「♪So Dar〜lin’ Dar〜lin’」のトコは意外に重要!!
ここは表拍を人差し指、裏拍を親指で4弦のみをチョンとやって(更に2・4拍は強拍で)エイトビート感を出すのです。コレはエレキでロックをやる場合は嫌と言うほどマストな技術なので、生粋のウクレレプレイヤーではないギタリストの僕は個人的にどうしても拘ってしまいますよね(笑)。
他にも「♪When The Night〜 Has Come」のスライドも「違うな〜固い!勢いよく滑らせようとするのではなく、目的の音を既に弾いているような感覚で滑り出して、音をイメージするんですよ。ニュアンスってやつです。コレには色んな型があってココに個性が出るんですね。分かります?意外と重要なのは勢いじゃないんですよ。」などとギタリストの七面倒臭い注文を入れてしまったりもしました(スンマセン……………笑)。
たった2分弱の演奏ですが、このように細かいこだわりポイントが沢山あるんですね。やっぱりtab譜通りの音を並べるだけじゃつまらないですから…………………僕なんかが言ってしまうのは大変烏滸がましいのですが、「音楽は出来るor出来ないではなく、カッコいい(素敵)かどうか?(アト楽しいか否か?)これが全て。」だと思っていますので、僕なりにこのアレンジの理解に努めて、カッコ良くなるようにお伝えしました。
その面倒臭い要求に応えて下さったお陰でとても素敵な演奏だと思います!!
僕も次にバンドでやるウクレレ曲決めてアレンジ・楽譜作り頑張らねば!!
NEW COMERもやってきた事だし(おっと言ってしまった)、なんか2022年終盤にきて予想外にウクレレが熱くなってきましたよ!!